お昼寝でパフォーマンスアップ
皆様こんにちは!
福岡県朝倉市にある、指定運動療法施設フクラメディカルフィットネスの
トレーナー、インストラクターの山下純司です。
朝晩の冷え込みが少々強く感じる昨今です。
早々とパジャマは長袖に衣替えしました(笑)
涼しくなってくると、夏に比べて汗をかきにくくなってきますが、
そもそも汗は、体温を一定に保つ為にかくものでしたね。
汗について...その①
今回はもう少し掘り下げていきたいと思います。
ヒトの体温調節には欠かせない機能
サルなど動物の体毛には、保温効果・紫外線など外部の刺激から
肌を守る役目がありますが、
体温が上がりすぎる危険が常につきまといます。
ヒトにとって体毛はむしろ邪魔なモノとなって退化し、
熱を外に逃がす効果にすぐれた「発汗」という仕組みが発達したのです。
ヒトは、トレーニングを積めば、夏の暑い日でも2~3時間のマラソンを走ることができます。
しかし、他の動物、たとえば犬などは、真夏にマラソンと同じスピードで走ると、
15分くらいしかもたないそうです。
ヒトが長時間運動できる能力を身につけたのは、
発汗という体温調節機能が備わったことによるものですね!
汗は脳によってコントロールされている!
外気温が上昇したときや運動時は、体温や肌表面の温度が上がります。
体温調節を担っているのは、脳の視床下部という部位。
これが体温上昇の情報をキャッチすると、汗腺に「汗を出して!」という命令を出します。
これ以外にも、汗により血液が濃くなる(血液の浸透圧が上昇する)と汗が抑制されますし、
運動をしたときは、筋肉の中で疲労を感知するセンサーが働いて、これも発汗調節に関わります。
また、緊張や興奮といった精神的なものがきっかけとなって、汗が出ることがあります。
この場合は、おもに足のうらやワキでどっと汗が出るのが特徴です。
いずれの汗も脳が指令を出すため、自分の意志で汗をコントロールすることはできません。
図と文章は下記のリンクから抜粋させていただきました。
汗の基礎知識
次回は汗の種類について投稿致します!