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脂質について

山下純司

山下純司

テーマ:栄養について

皆様こんにちは!

フクラメディカルフィットネストレーナーの山下純司です。

今日はクリスマスですね!あと1週間経てば、お正月です。

特に今年は、新型コロナウイルスのことばかり取りざたされて、

オリンピックは延期、イベントごともことごとく中止。

2021年はどうなるのか?

分かりませんが、1日1日を大切にしていきたいですね!


今回は脂質について投稿致します。

以下の文章は厚生労働省のサイトより抜粋させていただきました。
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-014.html

炭水化物、たんぱく質と並ぶエネルギー産生栄養素のひとつ。体内でエネルギー源として、あるいは細胞膜を構成する成分や生理活性物質として働く。

生体成分のうち、水に溶けない物質をいい、体内では水分の次に多く含まれています。炭水化物、たんぱく質と並ぶ、エネルギー産生栄養素のひとつです。中性脂肪などの単純脂質、リン脂質やリポたんぱく質などの複合脂質、脂肪酸やコレステロールなどを含むステロイドなどの誘導脂質に大きく分けられます。

食物から体内に取り入れた脂質は、主に小腸で消化されます。脂質の種類ごとに複雑な過程を経て取り込まれ、効率の良いエネルギー源として使われるほか、各種生理活性物質の原料となるなどさまざまな役割を果たしています。

余った脂質は、中性脂肪として体内に蓄えられますが、多く摂り過ぎれば肥満を招き、生活習慣病の原因となります。



油と脂の違いについて

油は常温で液体・・ごま油、こめ油、菜種油など
脂は常温で固体・・魚やお肉に含まれているあぶらのこと。

あとは油は植物由来のものに使われることが多く、脂は動物由来のものに使われくことが多いようです。


コレステロールについて

コレステロールには、LDLコレステロールとHDLコレステロールがあります。

LDLコレステロールは肝臓で作られたコレステロールを全身に運ぶ働きがあり、増えすぎると動脈硬化を起こすので、悪玉コレステロールと言われています。HDLコレステロールは、余剰なコレステロールを回収するコレステロールで、善玉コレステロールと言われています。

通常、血液中のLDLとHDLは一定量に保たれています。

LDLコレステロールが過剰になると、HDLコレステロールが減ったり、動脈壁に取り込まれて蓄積され、動脈壁が厚くなります。

血液中の脂質によって血管が傷つけられると、血管修復のために血小板が集まり傷をふさぎますが、やがてはがれて血液中を流れる血栓となります。
血栓は血管を詰まらせ、心筋梗塞や脳梗塞の原因となります。


コレステロールや中性脂肪は、悪者にされがちです。

しかし、コレステロールは髪や皮膚を滑らかにし、細胞を包む細胞膜・ホルモン・脂肪の消化吸収を助ける胆汁酸の原料となっているのです。
コレステロールが足りないと、肌や髪はパサパサになったり、細菌に感染しやすくなるばかりではなく、血管の細胞が弱くなって脳内出血などが起こりやすくなります。また、善玉コレステロールには、余ったコレステロールを肝臓に戻す役割もあります。

中性脂肪は、運動するときのエネルギー源として必要です。運動するときには、まず糖質が使われますが、不足すると中性脂肪が使われます。また、体温を一定に保つのも中性脂肪の大きな役割です。どちらも、増え過ぎると困りますが、なくてはならない重要な役割を担っています。

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山下純司
専門家

山下純司(トレーナー)

フクラメディカルフィットネス

福岡県朝倉市の医療施設「安岡医院」指定運動療法施設のメディカルフィットネスのトレーナー。医学的サポートにより、薬に頼りすぎない、食事と運動を中心とした生活習慣病予防・健康増進のプログラムが受けられる。

山下純司プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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