日本のM&Aにおける、トップ面談の重要性
1、お知らせ
URVグローバルグループサイトの連載する、特集 M&Aを正しく活用する時代に、第9講 [M&Aの世界は、なぜあらゆるところが秘密のベールに包まれているのか?」をリライトしました。
2、M&Aのニュースが、スクープされない理由
巨大企業同志の資本提携やM&Aは、その交渉が、早くても半年、長ければ数年を要する大事です。その結果は、多くの従業員とその家族の生活に直結し、取引業者の死活にも影響します。
ところが、このような資本提携やM&Aのニュースというのが、交渉中にメディアによってスクープされることは、殆どありません。
これは、M&Aの交渉というのが、双方の企業の代表や支配株主とM&A担当部門の中だけで極秘のうちに進められるからです。
一般の役員や、もちろん一般社員にも、その情報が漏洩することはありません。それは、M&Aが、多くの人の利害に決定的な影響があるため、その交渉が、これらの利害関係ある人達によって、妨害されることを防ぐためです。
一方で、最近の中小企業の事業承継型のM&Aや、若いベンチャー経営者による資金調達型のM&Aでよく起きるのは、売り側のオーナー経営者が、周辺の役員や仲間に相談をしてしまい、そこから情報が漏洩して、買い側の大企業に引かれてしまったり、相談した相手から反対されて、資金調達が失敗をしたり、従業員の大量退職を興してしまうなどのことに繋がってしまうことです。
限定されたプロの世界であったM&Aが、一般化したことにより、全くM&Aを経験したことがない経営者が参入することで起きはじめた問題です。
資本提携やM&Aに関わる経営者は、その前に、しっかりと自分だけで意思決定をする覚悟をして参入しなければなりません。
第9講 [M&Aの世界は、なぜあらゆるところが秘密のベールに包まれているのか?」では、このようなM&Aの情報秘匿が甘かったために起きる失敗などの事例をご紹介しています。
詳しくは、是非、下記のコンテンツをお読みください。
特集 M&Aを正しく活用する時代
第9講 [M&Aの世界は、なぜあらゆるところが秘密のベールに包まれているのか?」
https://urv-group.com/manda/ma-09/