零細事業の段階 「年商300万円の壁」は、固定経費突破で!

松本尚典

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テーマ:売上アップ 売り上げ 販売促進   

「食える領域」の登竜門 年商300万円超えは、固定経費の壁!


小遣いレベルの副業から脱却する、年商30万円の壁が、第一の壁です、という話を、前回のコラムでしましたね。

さて、ビジネスモデルが出来、付加価値をしっかりお客様に提供できるようになって、30万円の壁を突破すると、年商300万円程度までは、副業でのビジネスでも成長します。

次には、その事業だけで食えるようになる領域を突破できるか、です。
この領域が、年商300万円の壁です。

年商300万円というのは、事業の販管費のうち、固定経費が何とか賄える領域です。

事業を進めるためには、販管費が必要ですが、その販管費は、消耗品費や会議費などの流動費と、家賃や人件費などの固定費から成り立っています。

流動費は、「節約可能」な経費。それに対して、固定費は、節約ができません。
どんな小さい会社でも、固定費がかかり、これを、毎月安定的に利益を生みだせないと、事業は倒れてしまいます。

創業して、間もないうちに、廃業をする会社というのは、意外に多いのですが、その会社は、まさに、固定費を安定的に利益からあげられないことに原因があります。

この固定費の最低水準というは、月額25万円。年間で300万円です。
この利益があげられないと、間違いなく、事業は続きません。

これが、年商300万円の壁の突破です。ある意味、年商300万円の壁の突破は、事業として存続する最低限の要件といえます。

年商300万円突破は、「営業プロモーション力」」が基本!


付加価値が生み出せるビジネスモデルが出来ていても、営業プロモーション力が伴わないと、この年商300万円の壁にぶつかってしまいます。

副業で立ち上げをした人が、この壁で立ち止まってしまうのは、あきらかに、時間不足による、プロモーション不足です。

さて、では、どうすれば、営業プロモーション力が高められるでしょうか?

現代の営業プロモーション力は、Webマーケティング力で決まる


一昔前は、営業力というのは、「足で稼ぐ力」と同視されていましたし、プロモーション力は、紙媒体を中心とする「広告力」と同視されていました。

しかし、2000年代以降、急速に発展したインターネットの威力が、この常識を覆しました。

今の事業の営業プロモーション力は、Webマーケティング力で決まります。

「足で稼ぐ」とか、「広告を出す」という発想では、むしろ、今は、300万円のかべを突破できません。

サイトのコンテンツマーケティングを重視したSEO対策をしっかり行い、かつ、サイトの転換率をあげる魅力あるサイトを作ることが、中長期的に、あまりお金をかけずに出来るWebマーケティングの基本です。

時間がかけられないという場合には、端的に顧客獲得に直結するランディングページを製作し、そこに、リスティング広告を連動させる方法で、短期的な売り上げ策を進めます。

ご自身で、サイトを構築し、Googleの検索エンジン対策を自分でできる方は、費用を殆どかけず、自力で、サイトによる営業プロモーションを実現できます。

一方、そのノウハウがない方の場合には、ヒトに、この作業を行ってもらいましょう。

私が、オーナーCEOを務める、URVグローバルグループでは、経営者の経営を支援する経営支援事業とともに、企業の売り上げを挙げるための、マーケティング支援事業を、その事業の柱の一つにしています。

Webマーケティングをはじめ、様々なメニューで、企業のマーケティングの御支援をしていますので、必要であれば、是非、メニューにアクセスしてください。

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