スクワット・中腰姿勢を改善する、ストレッチをしてみよう。
こんにちは。
今回は、球技や陸上競技・スキーなどほとんどのスポーツや
バレエ・ダンスなどの上達に欠かせない体の使い方・意識についてのお話です。
現在無料体験レッスンを行っておりますが、
多くの方に来て頂くと、私自身も多くの事を学ばせてもらえます。
なぜこの方は肩や腰が凝るのか、
なぜこの方はバレエの上達が止まったのか、など、
実際にお話を聞いて、体の姿勢や動作をみてわかる事が結構あります。
体が思うように変わらないのは、様々な原因がある事もやはりわかってきます。
その原因はその方の考え方など内的要因にあることも多いですが、
体の動かし方に対する意識が原因の一つである事も多いというのも感じます。
その一つというのが、
「体を指示通り動かすために、頑張り過ぎている」
という点です。
今回はここにクローズアップしてみます。
体を動かすのに、必要以上に頑張り過ぎている。
「頑張り過ぎている」というのは、
ある態勢をとったり、動作をするときに力を入れすぎているという事です。
例えば、10kgの米袋を持って運ぶのはそれなりに力が必要ですが、
1kgのお砂糖の袋はそんなに力は要らないですよね?
1kgのお砂糖の袋を10kgの米袋を持つくらいの力を使って持つ事って、
みなさんしませんよね?
でも、ダンスやバレエのレッスンで姿勢をつくる時や、
ランニングをするとき、ゴルフでスイングをするときなど、
結構そんな感じで力を入れすぎている人は多いようです。
俗に言う「力んでいる」状態と言えばいいでしょう。
本来なら1の力で充分なのに、5も10も力を入れてしまうという感じです。
姿勢をつくるときは、骨の形をイメージ出来ると良い。
バレエやダンスを習っている方へ姿勢のつくりかたを乞う事も多いですが、
姿勢をとろうとする際に、すごく体に力が入ってしまう方が多いです。
おそらく上手く姿勢がとれず、頑張って何とかしようとされていた表れだと思いますが、
そんな方は一度考え方を変えてみましょう!
よくこちらのコラムでご紹介する、この伸び。
この伸びを、あまりグィッと強く引っ張らないようにやってみてください。
代わりに、骨盤と肋骨の間を遠ざけるようにイメージをして伸ばします。
さらに肋骨のすき間も拡げるようにイメージをしましょう。
力を入れて伸ばさなくても、骨のすき間が空けられればOKです。
例えば、骨盤と肋骨のすき間がこの位あいていれば楽に立てるかなど、
その際の距離感をつかんでおく事がむしろ必要ではないかと思います。
そこさえキープ出来れば、姿勢をとるのに力は要らなくなります。
体を動かす際も、どこの筋肉を意識してなど筋肉は意識せず、
自分の骨格がどこへ向かってどう動いているかをイメージするといいでしょうね。
力の抜き入れを、体に覚え込ませよう!
あと、上達が思うように行かない方に多いのが、
「上手く体から力が抜けない」という点です。
力が抜けないと、体はスムーズに動きません。
筋肉も力が入って抜けてを繰り返さないと大きく伸び縮みしてくれません。
ずっと力んでいると、ゴツゴツした動きになってしまいますので、
力の抜き入れを練習する事も大事です。
力を抜く練習をしましょう。
仰向けで全身の伸びをします。
ゆっくり10秒ほど伸ばしたら、一気に力を抜きます。
それを何回か繰り返します。
このように行って、力を抜く感覚を感じてみましょう。
という訳で今回は、体の動かし方についてのお話で、
必要以上に頑張って体を動かさないようにすると、
かえって上達が早まるかもしれないよというお話でした。
真面目に頑張っている方ほど、今回ご紹介したようなケースに陥りがちなので、
一度その頑張りを緩めて練習に取り組んでみてください。
その方法が読んだだけではよくわからないという方は、
体験レッスンも行っていますので、ご利用ください。
本日は以上です。ありがとうございました。