【バレエ上達と姿勢改善】アンデオールが出来ない人は、股関節の動作と反り腰を改善しよう!
こんにちは。
今回は、ちょっと発想を変えた
スポーツなどの上達のためにするべき、
「体幹トレーニング」についてのお話です。
今回はスポーツのケース別にお話してみましょう。
まずはバレエ・ダンスのケースから。
【バレエ・ダンス編】体幹がしなやかに動くには、背骨が・・・?
バレエやダンスで必要なのは、
おそらくパワフルさ(ダンスの種類によってはこれも必要でしょうが)よりも、
しなやかさ・見た目の美しさなのでしょうか。
しなやかに腕・脚が動き、体がしなやかに動いている踊りは
素人目から見ても美しく見えますよね!
そんな動きをするためには、
どんなトレーニングをすればいいのかというと、、
背骨をしなやかに動かせるようにトレーニングをするといいと思います!
◎背骨をしなやかに動かすためには・・?
しなやかな動作の基はどこかというと、
おそらく体幹にあるのではないかと思うのです。
しなやかな動きというのは、曲線的なイメージがありますよね?
体の中で一番曲線的に動けるところは、体幹です。
腕や脚は長い骨ですが、体幹はある程度動く背骨ですので、
そのしなやかさを一番体現出来る箇所は、体幹なのですね。
しなやかな動きのコツは”胸から動かす”
肋骨を、”アコーディオン”のように動かせるようにしよう!
このしなやかな動作を可能にしているのは、
私は「胸郭(肋骨)周辺の動作の滑らかさ」ではないかと考えています。
腕が真っ直ぐ上へ挙がる時など、体が上へ進む場合には
胸郭が提灯を開くように拡がって腕が伸び、
左右への移動がある場合は、進行方向の胸郭が拡がり、
上向きになる時は、胸側が拡がり、
下向きになる時は、肩甲骨側が拡がるという感じで、
提灯やアコーディオンのように肋骨間を拡げるような動きです。
で、ここがすごく大事なポイントなのですが、
この胸郭の動きというのは、背骨の動きと連動します。
しかし、この胸郭の動作が硬い人がほとんどなので、
背骨の動きに制限が出てしまっているという訳です。
で、この胸郭を拡げる動作の基本は、
◎「上と進む方向へ向かって胸郭をストレッチする」◎
事が大事になります。
※参考・背骨と肋骨の動作
【しなやか体幹をつくるエクササイズ】
肋骨から体を動かす事を覚えよう!
では、胸郭まわりから体を動かせるように、
体幹の動作をブラッシュアップしていきましょう!
胸郭の前側を拡げます。
例えばこの場合、胸郭の右前を後上方に拡げるようにします。
すると、体もその方向へ動いていきます。
腕を伸ばす動作はこの動作を基に後上方へ伸ばしていけるのが理想です。
後側を拡げる動作は逆に、肩甲骨周辺を拡げます。
肩甲骨や腕の付け根がこの動作によって上へ移動します。
(肩を上げる動作ではありません。)
横も拡げます。
こんな感じで伸ばしたら、
全身運動をしてみましょう。
腕と脚を伸ばします。
この時に大事なのは、腕を前へ伸ばしながら、脚は後へ伸ばしながら
上に上げる事。
その時に、目線は指先を見ます。
そして、腕と脚を体の中へ。
体も丸めます。
起こす時は、胸や体の前側を拡げるように起こしていき、
丸める時は背中側を拡げるようにしながら丸めます。
そうすると、体幹と腕・脚の動作が連動していき、
「体幹から動作が始まる」ダイナミックな動きの練習になります。
ほとんどの人が忘れている動き。
だから、手に入れれば差が付く!
肋骨まわりのストレッチなどは、
実際にパーソナルトレーニングで初めてやっていただくと、
ほとんどの方は「考えた事も無い動きです!」とおっしゃいます。
ほとんどの方にはインプットされていない動作という事です。
ですので、こちらでご紹介はさせていただきましたが、
なかなか上手くいかないという方も多いかもしれません。
でもほとんどの方が上手く出来ない動作なので、
出来るようになれば、確実に上達し、差が付きます。
ぜひ試してみてください。