シニア・高齢者のQOL上昇のために、鍛えるべき筋肉は「抗重力筋」。その本当に効果的な鍛え方をご紹介!
こんにちは。
朗らかなお天気で、例年ならお出かけ日和のはずなのですが・・
何でこんな事になってしまったんでしょうかね。
どうしてもお家にいると運動不足になるのはもちろんですが、
座ってじっといる時間が長くなってしまうと、
姿勢が悪くなり、筋肉も硬くなります。
少しでもそれを防ぐべく、
この機会に当コラムでも
私が実際に行っている姿勢改善エクササイズをご紹介いたします。
是非参考にしていただいて、やってみてください。
やる前に、
ストレッチ&エクササイズの際の注意点を
このエクササイズを行う際に気をつけて頂きたいことがあります。
それは、
エクササイズ&ストレッチの際にあまり力を入れすぎない事。
このエクササイズは
「骨格を動かして、周辺のインナーマッスルに作用させる」事が目的ですので、
力を入れて動かすと、かえって思い通りに体が動きにくくなります。
筋肉を意識せず、体のパーツを動かすような意識でやっていきます。
エクササイズ1・背骨を整え、動かしてみよう。
では早速始めましょう。
最初は、背骨を整え背骨を動かすエクササイズです。
背骨を整えるとは、
背骨を本来のS字カーブに近づけるという事です。
方法は単純です。
腕を上へ挙げ、体を伸ばします。
①
腕・手はふわーっと上へ伸ばしていくような感じにし、
脇の下から脇腹までのいわゆる「体幹」部分を縦に長くするような感じで伸ばします。
脇腹や肋骨の間を拡げるように伸ばします。
伸びをしたまま、頭の方から順に背骨を前へ屈めていきます。
※頸から腰まで、背骨は24個の椎骨が重なっています。
それを1つ1つ曲げていくようなつもりで、おへその方まで徐々に屈んでいきます。
②
③
④今度は腰の方から順に体を起こしていき(腕は下に垂らしたままでOKです)
立位に戻ります。
では、この動作に呼吸をつけていきます。
①の伸びで、胸を膨らますように大きく息を鼻から吸います。
②で屈みながら息をゆっくり口から吐いて
③まで降りたら、その場で息を吸います。
さらにその場で息を吐いて、
④で上がりながら息を吸っていきます。
体が起き上がったら、息を吐いてリラックスします。
これを3回ほど繰り返します。
起き上がる(起き上がった)際に、背中に力を入れないようにしましょう。
実は、正しい姿勢をとる際は背中に力を入れてはいけません。
背中が緩んでいるような感覚が望ましい感覚です。
在宅勤務の際に肩や腰などが凝ってくるかとも思います。
そんな時に体を伸ばして、筋肉をリラックスさせてあげてください!