短距離が速くなりたい人は、こういう体幹トレーニングをやろう!
こんにちは。
マラソン大会が多く行われるこの季節、
ランニングをされている方も多いのではないかと思います。
そんな中で、どうも足が調子悪いぞと感じている方へのアドバイスです。
足・膝が痛くなるのは、靴のせいだけではない
先日行われた箱根駅伝で、区間新記録が続出しました。
その要因が、高反発の厚底シューズにあったと話題になっていましたね。
競技において靴の性能は大きく結果を左右するという事を表していますね。
足への負担という意味でも、クッション性の高い靴の方が足や膝への負担は和らぐと思います。
走る事で、
足が痛くなってくる・膝が痛くなってくる・
痛くならないまでも、足裏にタコができるなどの症状が出る場合、
これは靴のせいだけとは言えません。
ご自身の走り方にも、足に負担をかけている要因があります。
特に、靴を替えてもあまり効果がない方は、
足に症状が出る原因がよりご自身にあると思っていいでしょう。
ランニングシューズなどの道具と同時に、
ご自身の体も改良してあげる必要があります。
速く楽に走るコツと、足が痛くならずに走るコツは、一緒!
ランニングで足に負担をかけずに走り、さらによりタイムを上げるために
体で改善すべきところは一つです。
それは「背骨」です。
ごく一部のランナーを除き、ほとんどの人の背骨は崩れ落ちています。
このような骨格に近い事が望ましいのですが、
多くの人はこれを維持出来ずに背骨が潰れ崩れてしまっています。
背骨は24個の骨が積み上がって出来ていますが、
これが重力方向に落ちると各関節の間が詰まり、
さらに骨盤も落ちるので股関節や膝関節も詰まり動きが悪くなります。
詰まっているところを無理に動かそうとすれば、
その箇所は摩擦が大きくなり、すり減ります。
(軟骨などがすり減るのを防ぐにも、背骨の崩れを修正する事が必要ではないかと思います)
ですから、足の負担を減らすためには
背骨を本来の形に近づけるよう「積み上げる」事が必要です。
姿勢は多くの場合左二つのように崩れます。
これを戻すには、体を上へ引き上げる必要があります。
肩甲骨を寄せたりその場で胸を張ったりしたところで、
前に崩れているか後に崩れているかが変わるに過ぎません。
その、崩れた体を元に戻すため(背骨を整えるため)にやるべき事が
たびたび当コラムでも申し上げている
こちらです。
お腹の部分を上下に伸ばしてみましょう。
骨盤と肋骨を遠ざけるような感じです。
これも他の記事でやってもらったのですが、
このストレッチをして体を伸ばしたまま足踏みをしてみましょう。
そしてその後、わざと背中を丸めて悪い姿勢で足踏みをしてみましょう。
それぞれの時の足裏への衝撃などを比べてみましょう。
足への衝撃のかかり方がだいぶ違うと思いませんか?
地面からの衝撃が大きいと、
足や体にかかる負担はもちろん大きくなりますし、
さらに接地時間も長くなるので抵抗も増します。
スピードという点でも不利になります。
足への負担とスピードアップの両面で、
「背骨を改良」することが、シューズを良い物に替える位(もしくはそれ以上)の
効果があるのではないかと考えています。
ランニングなどで足のトラブルを感じておられる方に参考になれば幸いです。
LINEでのご相談も始めましたので、
記事へのご質問も含め、お気軽にご相談ください。