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八巻稔秀プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

「骨で立つ」事を心がけよう!~スキー・バレエ等での姿勢のとり方・意識について~

八巻稔秀

八巻稔秀

テーマ:40~70代のための、スキー上達テクニック

こんにちは。

今回はスキーでの姿勢の意識、
そしてその時の「脱力」についてのお話です。



以前、バレエでの肩の力の抜き方についてもやりましたが、
その関連にもなる記事ですので、バレエをされている方や
その他スポーツをされている方も参考にしていただければと思います。



私のサイトやブログで、たびたび登場するのが、
このイラスト。


スキー 骨格




下手なのはご容赦いただくとして・・・




まあこれはスキーの時「重心」を適切な位置に持っていくには
このような骨格をつくってあげる事がベストなのですという事をお伝えしたいという事で、
このイラストで表現しています。




で、この骨格に近くなると、
体の力って抜けやすくなります。



この体勢をキープさせるには、
脚に力を入れ、体幹に力を入れ・・ってしなきゃいけないのかと思いたくなりますが、


逆なんです・・・・!


筋肉は、体を支えるためには出来るだけ使わないでおこう!




上のイラストの骨格でももちろん筋肉で骨は支えているので、
筋肉は使われています。
ただし、いわゆる「姿勢の悪い状態」より骨格が安定しているので、
筋肉のサポートが少なくて済みます。


逆に「姿勢が悪い状態」だと、骨格は崩れやすい状態ですので、


スキー 姿勢 筋肉


骨格を崩さないように筋肉が勝手に働いてしまいます。
(赤い線の辺りが特に緊張します)

そうして使われている筋肉は、体を支える事に力を割かなければならなくなるので、

相対的に関節を動かす方の仕事はしにくくなります。
(股関節の動きがよくないなんて人は、こんな所が原因の場合もあります。)


脱力する=筋肉が自動運動を行える


筋肉を意識して動くと、自動運動が失われ、動きが遅くなる



骨格の積み上がりが良くなったとしても、
そこで筋肉(体)に力が入ったままでいる事はあまり良くありません。
積み上げたブロックから手を離すように、
正しく姿勢がとれるようになってきたら
体の力を抜いてあげるように心がけます。

スクワット 立位


なぜ力が抜けた方がいいかというと、
反射運動を促すためです。


高いパフォーマンスを発揮するためには、
出来るだけ無意識に体が動くように動作を自動化する必要があります。
体が自動的に動くようになるには、
筋肉を出来るだけストレスフリーにしておかなくてはなりません。
だから体は脱力出来た方がいいのです。



脱力するためには、出来るだけ筋肉に頼らず
「骨で立つ」事が出来るようにしていきたいものです。

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八巻稔秀
専門家

八巻稔秀(スポーツトレーナー)

TYカラダ調整セラピー

独自のエクササイズ「カラダ調整体操」をベースに、体のゆがみを本来の形に整え、正しい姿勢や動作へ導くトレーニングメニューを提供。スポーツイベントや出張指導で、生き生きとした日常を応援します。

八巻稔秀プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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