小胸筋の伸ばし方(四十肩防止)
こんにちは。
今回のコラムは、肩こりになる方の体の癖や特徴についてのお話です。
姿勢や動作の改善トレーニングを通じて、
肩こりになる方の体はこうなっている傾向があるというのをお話します。
コラムをご覧の方で肩こりにお悩みの方は特に参考にしてください。
肩こりになりやすい方の特徴その1:
「偏った姿勢で過ごしていることが多い」
普段お仕事などで同じ姿勢を続けている方に肩こりの症状が多いようです。
特に座ってデスクワークをされている方ですね。
座ってPC画面などを見ていると段々顔が前に出て、背中が丸くなってきます。
背中が丸くなると、肩甲骨まわりが後へ落ちる力と頭が前へ落ちる力が引っ張り合って
肩首まわりの筋肉が緊張します。
これが肩こりの原因になると思われますが、
この背中が丸まる姿勢が体の片側に偏った時に
特に肩こりや首こり・腰痛などが出やすいようです。
全体的に右利きの方が多いですが、右利きの方の場合、
右手が前に出るので、体が左に回旋しながら背中が丸まり
後方に落ちます。
左の肩甲骨まわりが丸まりますので、
特に左の肩まわりや右の首筋あたりが凝ってきます。
肩こりになりやすい方の特徴その2:
「必要以上に体に力が入っている」
割と痩せ型の体型の方に多いのですが、
体が絶えず緊張しているようなタイプの方がおられます。
こういう方も肩こりなどのトラブルをお持ちの事が多いです。
例えば「腕や脚を動かしてみて」とか「力を少し入れてみて」と指示をすると、
ものすごい力で動かしてしまう方がおられます。
本当なら1の力で動くのに常にそれ以上の力で体を動かしてしまう、
そんな体の使い方をしていても筋肉には負担になります。
少ない力で体を動かす訓練が必要ですが、
姿勢が悪く、筋肉が緊張を強いられている場合も多いので、
そういう場合は正しい姿勢をつくる練習をする事が先に必要です。
肩こりになりやすい方の特徴その3:
「普段肩まわりがあまり動いていない」
体操やストレッチを行うと肩が一時的に楽になるのは、
体を動かすことで筋肉が伸び縮みし、筋肉がほぐれるからです。
お仕事などで同じ姿勢をしたまま、運動不足になると
肩まわりはカチコチになってしまうでしょう。
ですから、運動は肩こり緩和に有効です。
運動しても肩こりがあまり改善しないという方は、
運動している時の体勢が悪いか、している運動の方法が良くない可能性が高いです。
肩こり改善に効果的なトレーニング法をマンツーマンで実施しております。
(ご家族等、お二人での受講もOKです)
長年お困りでしたら、是非一度原因をチェックされてみてください。