高齢者のための「抗重力筋」。どこを鍛えればいい?
こんにちは。
今日、朝日新聞の広告に顔が出ているようです。
それを観て来てくださった方、はじめまして。
私は主に姿勢や歩き方の改善を行うスポーツトレーナーで、
その改善を基にして、肩こり・腰痛・膝痛などの
日常・お仕事や運動によって起こるカラダのトラブルを直したり、
各スポーツ・バレエ・ダンスなどの運動パフォーマンスを上げるお手伝いをしております。
主にマンツーマン指導の「パーソナルトレーニング」及び
ご夫婦・お友達などお2人1組での「セミ・パーソナルトレーニング」にて
改善指導をおこなっております。
さらに、現在勤務している施設では
グループレッスン「カラダ調整体操」を行っており、
3年目に入っています。
当初より特にシニア世代の方に好評で、
常にレッスンは盛況の下行われています。
カラダ調整体操のコンセプトは?
カラダ調整体操を行う上で、
こちらが目指している事が、
・レッスンを通じて、カラダのゆがみと苦手な動きを知る
そしてそれらをエクササイズを通じて動かしていく
とりわけ、
人は普段の生活の中で、動かさなくなってしまった部位がそれぞれあります。
それがある事で、カラダがゆがみ、一定の筋肉や関節に負担がかかり、
そしてそれが故障へとつながっていきます。
パーソナルトレーニングの場合は、それを個人毎に動きの悪い所を見極め
ピンポイントで改善トレーニングをしていくのですが、
グループの場合はそうもいきませんので、
総じて動きが悪い人が多い部位を動かすようなエクササイズを
オリジナルで考えて行っています。
総じて動きの悪い所とは、
「背骨」「肩まわり」「股関節まわり」
ですので、その辺りを中心にしたエクササイズです。
なので、一見普通の筋トレにも見えるのですが、
主目的は「関節・背骨を正しく動かす」エクササイズです。
よく、『「インナーマッスル」を鍛えよう!』と言いますが、
骨や関節に密接している筋肉(まぐろの中落ちのような感じです)が
インナーマッスルですので、背骨や関節を正しく動かすエクササイズをすれば
自然にインナーマッスルは鍛えられるのです。
参加者の声は?
提供者側からの目線で言うと、こんな感じでしたが、
実際にご参加されている方からの反応はどんなものがあるでしょう?
一番多い反応はこの3つです。
・体が伸びてすごく気持ちがよく、終わった後体が楽になる
・簡単な動きなのに、意外と全身が疲れる
・地味な動きでも、普段使わない所を使うので、結構効く
総じて、「他のレッスンとは違うんだよな!」というお声が多いです。
こんなお声と共に、始めて3年目になるジムでは
ファンの方が増えて、開催日数も増えていますが
おかげ様で毎回満員になる盛況です。
大きく分けて、3つのエクササイズにわかれます。
1.ストレッチ・ウォームアップ
「縮んだ体を引き伸ばして、元の姿勢に近づける」事が目的です。
このストレッチがとても気持ちいいと人気です。
肩や腰まわりがこれをすると引き伸ばされます。
2.スタビライゼーションエクササイズ
動画はその一例です。
俗にいう「ピラティス」に準じた、「背骨の安定・可動性」「肩・股関節の動作」
にアプローチしたエクササイズです。
単なる筋トレにならないように、「どう動かすか」を重視した
体幹エクササイズです。
上手く動かず鍛えづらい所を動かすので、意外ときつく感じる事も・・。
3.機能的全身エクササイズ
体幹と四肢の動きをリンクさせた全身運動を行います。
体幹から大きく腕・脚まで動かし、
筋肉を大きく伸び縮みさせる事で、
柔軟でかつ強い筋肉をつくります。
そして、全身(体幹から指の先まで)を連動させた運動を体に覚えさせます。
ゆっくりとした動作に限らず、速い動作も行う事で、
日常でも使える筋力をつけていきます。
大きく3つに分けてのエクササイズですが、
参加者の方には出来るだけわかりやすく、
実際に動いて、他のエクササイズとの違いを感じていただくようにしています。
見た目は普通のチャーハンだけど、
食べてみるとひと味もふた味も違う・・!
そんなレッスンを目指していましたが、
今のところはそういう評価をいただいているようです。
「こんなレッスンをうちでも・・」と思っていただいた方がもしおられましたら、
ご一報いただければと存じます。