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福味健治

建築主の思いを形にする注文住宅の専門家

福味健治(ふくみけんじ) / 一級建築士

岡田一級建築士事務所

コラム

扇風機は窓の外に向ける方が家の中は涼しくなる

2018年9月10日 公開 / 2020年6月5日更新

テーマ:【カフェテラス】

コラムカテゴリ:住宅・建物

これからの季節の暮らし方

これからの季節、窓を開けて暮らす方が快適な日・時間帯が増えて来ます。屋外は涼しいのに室内は熱気が籠っていると云う体験をしたことがありませんか?
これからの季節はそういう体験を多くする季節です。
そんな時、外気を取り入れようと窓辺に扇風機を持ってきて、室内に風を送り込んだりしませんか?これでも確かに外気を取り込む事は可能ですが、それよりももっと効率の良い方法があります。扇風機を屋外に向けて設置するのです。それも窓面ギリギリに置くのではなく、窓面から約1mほど後方に設置して室内の空気を屋外に出すのです。

その方が多くの室内空気を屋外に出す事が出来ます。これは気体の誘引効果を利用した置き方で、直接窓際に置くよりも、少し離して置く方が扇風機の周囲の空気も同時に屋外に送り出す事が出来るのです。
私の経験から言いますと、10分も回していたら、室内の空気は完全に入れ替わり、室内温度が外気と同じになります。
ダメ元で一度試してみてください。

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