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コラム
住まいを模型で検証する
2018年9月7日
間取り図面だけでは掴めない全体のイメージ
プランの提案を受ける場合、どうしても立体的なイメージが掴みにくくなります。平面で人が移動する動線の確認は出来ても、窓の高さや、壁面の状態を間取り図面から推測するのは難しい事です。最近はCGが発達しあらゆる角度から建物を見渡せる様にはなって来ていますが、これを確認しようとすれば、建築主様の、パソコンのスキルもそれなりに要求されます。そんな時やはり頼りになるのは、昔からある建築模型の存在です。
建築模型は、プロの作家の手掛ける作品もありますが、殆どは建築士が自分のイメージを自分でも把握する為に、作成するものです。ですのでその模型が実際の建物の完成品ではなく、検討する為の叩き台的な要素を含みます
その為出来上がりの精度よりも、模型作成のスピードが要求されます。これも最近はパソコンの力を借りてかなり短時間で作る事が可能になりました。写真の様な模型でしたら、一日あれば雑用もこなしながら、組み立てる事が出来ます。
この一日の手間を省いてしまうと、工事が始まってから、「イメージが違う」とかのトラブルが発生が発生するのです。
地道な作業ですが、お客様の夢を現実のものにする為、出来る限りの方法で、カタチを具体化しています。
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