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福味健治

建築主の思いを形にする注文住宅の専門家

福味健治(ふくみけんじ) / 一級建築士

岡田一級建築士事務所

コラム

プランは間取り図を描くことだけではありません。

2012年2月4日

テーマ:【賢い家造り】

コラムカテゴリ:住宅・建物

マイホームをプランすると云えば、間取りを描くことを真っ先にイメージしますが、それだけではイメージは膨らみません。そんな時は間取り図面を元に、模型を造ると今まで見えないものが見えてくる様になります。
プロでも新しい試みをする時は模型を造って、実際にそこに住んだ気持ちになって、シュミレーションを繰り返します。

自分が朝起きて何処で服を着替えて、どの順番で身支度して云々と一人でブツブツ云いながら、想定される長所がイメージ通り機能するか、新たな短所が見つからないか等々の作業を繰り返します。

ドールハウスなんかで遊ばれた経験があれば、それを利用するのも面白いでしょう。ドールハウスと建築模型の違いは一言で云うとスケール感かと思います。模型の場合は1/50とか1/100と云う風に、家から家具、開口部の大きさ等点検したい部分のスケールを忠実に再現します。そこに厚紙で作成した人形をいれていろいろシュミレーションします。
ドールハウスは、人形そのものの大きさと、家具や部屋そのもののスケール感が曖昧で、遊び易くするためデフォルメされていますので、人形と同じスケールの家具や間取りを作り込むか、人形を家具や間取りのスケールに合わせる必要があるかと思います。

スケールを忠実に再現することが出来れば、ドールハウスでもシュミレーションしやすいでしょう。

住宅模型の作成の仕方はこちらの講座で行っています。
http://www.jin.ne.jp/oado/benkyou.html

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