マナーうんちく話1795《人生100歳時代の幸せ探し④「人生設計」》
このコラムを読んでくださっているあなたは今いくつでしょうか?
色々な方がいらっしゃると思いますが、とにかく人生これから先が長いということです。
そこで、先ずはこれからの人生において、自分はどこで、誰と、どんな人生を送りたいのかを明確にして、それを実現するために、自分自身でシナリオを描くことをお勧めします。
周囲の人や知人や友人がこうしているからではなく、前向きに自分の未来について考え、自分の意志で人生の目標を立て、それを達成するための計画を練り、実行できればいいですね。
【人生設計を行うメリット】
〇趣味も、生きがいも、家族も、仕事も、そして周囲との人間関係を大切にしながら、全体的にバランスの取れたライフスタイルが可能になるでしょう。
〇これから長い人生をどのように生きるかという目標と気概が持てると、それを実現させたいという気持ちが前向きになり健康的な生活が送れるでしょう。
〇危機管理が可能になり、「備えあれば憂いなし」になるでしょう。
但し予想ができないことも多々あるのが人生だということもお忘れなく・・・。
【人生設計のポイント】
〇基本はこれから長い人生全体を描いて下さい。
最近70代の人の体力が戦後最高になったという記事に触れましたが、長寿化に伴い身も心も元気な人は確実に増えています。
但し後期高齢者になると体力も気力も衰えてくるので、それに相応しい生き方を模索してください。
〇自分はこれからどこで、誰と、このような人生を送りたいという目標を明確に定めて下さい。
多い場合は優先順位を決めるのもいいでしょう。
〇計画は何となく抽象的というより、できる限り具体的がいいでしょう。
また「もう年だから」とか、「女性だから」という固定観念を持つのは感心しません・・・。
〇状況に応じて柔軟に対応してください。
地震、台風などの天災をはじめ予期していないことに出くわすのが人生です。
計画を変更しなければならないことも多々生ずるでしょう。
その都度柔軟に対応してくださいね。
〇セカンドライフは楽しいことや好きなことを優先するのもお勧めです。
〇高齢期になると体に異変が生じたり、独居生活を余儀なくされ孤独を味わうこともあります。「寝たきりになっても楽しめること」や「一人になっても楽しめること」も視野に入れて下さい。
〇最後にとにかく周囲との素敵な人間関係作りはとても大切です。
コミュニケーション能力を今から高める努力をお勧めします。
物持ちから「友持ち」ということです。