マナーうんちく話712《職場で良好な人間関係を築くマナー①》

平松幹夫

平松幹夫

テーマ:ビジネスマナー

職場は学校と違い、様々な人がいます。
男性と女性、若者と中高年齢者、さらに生まれ育った環境や学歴など、色々と異なる人達で構成されるのが職場です。

しかし、どんな仕事にせよ、互いに信頼関係を築くことはとても大切です。
そこで、良好な人間関係を築くために、是非心得て頂きたいマナーを2回に渡り解説しておきます。

○マナーの大切さを認識して下さい
最近は資格や能力が何かと評価の対象になりがちですが、良好な人間関係の必要性を改めて自覚して下さい。そして、良好な人間関係づくりの潤滑油になるのがマナーであるという認識を持って下さい。

○基本に忠実な服装
職種にもよりますが、ビジネスシーンの服装ではスーツが基本です。最近はクールビズやウオームビズなど服装がラフになりがちですが、TPOに応じて下さいね。さらに「身だしなみ」と「ファッション」は異なると言うことも理解して下さい。身だしなみの基本は「清潔」「周囲との調和」「作業しやすい」等が基本です。

○出勤のマナー
出勤務して仕事に取り掛かるには何かと準備が必要です。
開始時間の10分から15分前には出勤したいものですね。

○遅刻や欠勤のマナー
いくら自分で注意していても、交通機関や天候のせいで遅刻する時もあります。又、体調を崩し仕事ができない状態に陥ることもあります。
先ずは電話の連絡を入れて下さい。

○挨拶のマナー
握手は、ビジネスシーンでは上位者から下位者に、プライベートではレディーファーストの原則が働きますので女性から男性に対して行われますが、日本の挨拶は「先手必勝」です。上も下もありません。先に気付いた方から積極的に行って下さい。

されるのを待つのではなく自ら前向きに行って下さいね。
ポイントは相手の目を見て、明るく、元気よく!です。
特にお辞儀はTPOに応じて、「分離礼」「同事礼」とメリハリを付けることも大切です。

日本での挨拶は殆どの場合「お辞儀」になりますが、好感の持たれるお辞儀が出来ることは大変大きな財産になります。

詳しくは、「マナーうんちく話216《お辞儀の知識とマナー》」、「マナーうんちく話656《一年の計は美しいお辞儀にあり!》」を参考にして下さい。


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平松幹夫
専門家

平松幹夫(マナー講師)

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

「マルチマナー講師」と「生きがいづくりのプロ」という二本柱の講演で大活躍。「心の豊かさ」を理念に、実践に即応した講演・講座・コラムを通じ、感動・感激・喜びを提供。豊かでハッピーな人生に好転させます。

平松幹夫プロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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