マナーうんちく話342≪マナー美人⑨「旅館のマナー」≫
いやー、えらいものですね。
最近は、「マナー講師」で検索すれば、「マナー講師平松幹夫」が表示されるようになり、「継続は力なり」という言葉が身にしみてわかるようになりました。
《マナーうんちく話》が、本日500回を迎える事が出来ました。
山陽新聞社の「マイベストプロ岡山」のご担当者、「マイベストプロ」の運営会社の皆様方、そして、つたない文章ですが、毎回お付き合いいただいている読者の皆様方に、心より、厚くお礼申しあげます。
そして、コラムを通じ実に多くの方々と、素晴らしいご縁を頂いていることにも感謝・感謝です。
企業、中学・高校・大学・専門学校・支援学校、教育委員会、公民館、行政、地域、各種団体、病院、施設、社会福祉協議会、お寺、婦人会、サークル、教室、そしてテレビ、新聞、雑誌等など、本当に多くの団体や個人の方々とマナーを通じ、素敵なご縁を頂いた事を大変嬉しく思っています。
私は、これといって得意分野も、自慢できるものもありません。
中でもパソコンは大の苦手の分野の一つです。
10数年前に、ある大手コンピューター会社が運営するパソコンスクールに休みを利用して半年位通った経験が有りますが、その際、インストラクターに「パソコンを立ち上げて下さい」と言われ、「パソコンを立ち上げる」と言う意味が解らず、起立してパソコンを持ち上げ、大恥をかいた経験が有ります。
さらに当時は、酒も飲みながら、タバコも吸いながらでしたので、両手でキーボードを触ることはできません。しかも、マイベストプロのコラム欄には多彩な機能が有りますが、それも十分使えません。
そのレベルですが、こつこつ努力を重ね、一回当たりA4用紙2枚分のボリュームで500回続きました。従って今では、A4用紙1000枚分の中身になりました。
大学の卒論が、400字詰め原稿用紙約120枚くらいでしたので、我ながら感心しています。
それに伴い、講座・講演依頼や、問い合わせも、岡山県のみならず、東京、大阪、京都、福岡等非常に広域に渡るようになってきました。
「発信は易く、継続は難し」と言われるように、何事も続けていくことは困難な事だと思います。まして、私のように文章力も知性も教養もパソコンの知識・スキルも無い者にとってはなおさらです。
しかし、それを恐れていては何にもできないと感じます。
幾つ歳を重ねても、学ぶ姿勢や努力する姿勢は大切ではないでしょうか?
そして、それには常に苦労は付き物です。
苦労が無くなるのは、死んでからです。
加えて、私は、学者でも、評論家でも、教育者でもありません。
あるのは、一労働者としての33年の接客経験と、僅かな知識のみです。
だから、発信できる内容は、ほんのささやかなものだと思います。
しかし、人として心豊かに生きていく上で、些細な事や簡単なことでも、当たり前のこととして、積み重ねていくことが本当に大切だと考えます。
そして、如何に時代が変わろうとも、物事を損得だけで判断しない事、常に謙虚で自然にも人にも思いやりの心を持つ事、自分には厳しいが人には温かく接することができる事などといった、誠実な生き方が必要だと思っています。
ということで、今後とも出来る限り、色々な事をお伝えしていきたいと願っていますので、何卒よろしくお願いいたします。
老若男女の全ての皆様にとって、このコラムが良き伴侶になり、生活に潤いを与えることになれば、これほどうれしい事は有りません。
さらに、このコラムでお話しした事を、今後は、できる限り形にできればと考えております。マナーや生きがいづくりに関する、講座・講演・イベント等をお考えでしたら、お気軽にお声を掛けて頂ければ幸いです。