時間は巻き戻るのか? ~空間とは何かを知ればその答えがわかる~

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:相対性心理学・時間・空間学(時空学)

皆さんは空間って何だと思いますか?
空間には何があると思いますでしょうか?

単に空間と言っても、空気に酸素に様々な物質が存在してますが
それらがあることは知識としてわかっているだけで
実際空間と言われてもそれが何であるかはわかってないと思うんですね。

宇宙で言えばダークマターのように
こんなに身近にあるにも関わらず
空間が何であるかはわかってないのです。
(空間を構成しているものについてはある程度わかっていても
空間そのものが何であるかということ)

そもそも私たちと言えば(単に私たちという場合)
私たち個人や個体を主体に物事を捉えて考えると思いますが
私たちそのものも空間を構成している一単位でしかありません。

ただ考えられるのは
空間とは広がりだと言えることができると思うんですね。

更に空間は進むように広がってますから
時系列と言えることが出来、時間であると言えることが出来そうです。

空間は時間のことだと言われてもよくわからないと思いますが
時間と言えば時刻のように刻一刻と過ぎていくものであり
一分一秒など一単位としてお考えかもしれません。

しかし時間の本質は私たちが考えるのとは違っていて
概念そのものから捉え直してみる必要がありそうです。

時間の話題のときによく取り上げられるのが
タイムスリップなど過去や未来に行くことはできるのかという話題ですが
実はこの発想自体が時間の概念から外れていて
時間は行き来するようなものではないのです。

時間は進むことはあっても、逆方向に進むことはない。
つまり時間は巻き戻ることはないように思われるかもしれませんが
巻き戻ることはなくても逆方向であっても、進むことはできるんですね。

これはどういうことかと言いますと
逆方向であってもそこに向かって進んでいるわけです。

これを巻き戻っているかどうかと捉え方が違うだけで
時間は過去に向かって進んでるとも言えるわけですね。

過去には向かっていてもそれは現在進行系ですから
時間が巻き戻ることはなく
ずっと一方向に向かって進んでいる、流れているように思うわけです。

だって遠くの宇宙は過去の宇宙を遡って今に観測しているのです。
つまり時間を逆行して(遡って)いると言えませんか?
でなければ過去を今に観測なんて出来ませんから。

私たちが思ってる概念は
例えば壊れたものがかつての状態のように元に戻るかどうかですから
このような時間の逆行(巻き戻り方)に対する概念自体が
そもそも違っているということなのです。

概念が違っているとか
時間のことが何かわかっているかのように聞こえるかもしれませんが
ここで注意していただきたいのは
時間とはどうやら今まで私たちが思ってるような性質のものではないだけで
では時間は何であるかについては実はわかってないということです。
(説明できる実証がない)

ここに来て何だそれと思われたかもしれません。
しかしこれが現状であり現実なんですね。

それ以上でもそれ以下でもないんですが
これほどまでに私たちの身近にある空間に対して
実は時間と密接につながってるんだな
というより空間とは時間そのものであるんだなということを
より身近に感じ取っていただきたいと思います。

空間を身近に感じると
巻き戻らない人生という貴重な時間を大切に感じられるかもしれませんよ。

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専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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