黄門様のテーマは誰に向けられた歌なのか

テーマ:なるほどおもしろ心理学

黄門様のテーマ
「♪人生楽ありゃ苦もあるさ」という歌がありますが
一見何とかなるさ、なるようになるさと応援してくれてるような歌に聞こえますが
よく吟味してみると、ちっとも励ましの歌でも何でもないですよね。

そもそもが応援歌ではないですが
普通応援してくれるなら、「人生苦もあるけれど楽もあるさ」と
苦しさからの励ましになるはずです。

しかし黄門様のテーマは
人生楽あるけれど苦もあるよと
どちらかというと教訓歌になってます。

自分への戒めですよね。

大体人生というのは大方苦しかありませんし
楽より苦の方が大半を占めます。

そこへ来て楽はあるけれど苦もあるさと
苦を押し付けてくる、知らしめるようなこの歌は
私たちの人生をドン底に突き落とそうとしてるのでしょうか?
とても励まされてるようには思えません。

とはいえ歌の根源を考えてみると
黄門様のテーマであり、黄門様自身に向けて歌われている歌だと考えられますので
誰かに向けて歌われたものだったり
応援歌だと考えること自体無理があるのかも知れません。

人生楽なように見えても苦もあるのさと
自分自身へ向けた歌であったり戒めだと考えれば
なるほどこれは努力の歌として、教訓を歌ってるのかも知れないと思えます。

かれこれ歌の内容について好き勝手に解釈してますが
歌の最初しか知らないのに
あとの歌詞もおさらいしてから語りましょうという
これも私への戒めだと言えるのかも知れません。

皆様も私のように解釈遊びを介して
想像力を鍛えるトレーニングを楽しんでみてくださいね。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

宮本章太郎プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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