何でも仕切りたがるのは、心に余裕が無い証拠
ホラー映画や怪奇現象の番組に怪談話。
そしてお化け屋敷や心霊スポットなど恐怖体験中に
何となく体がダルくなったり寒気がするといった経験があるかもしれません。
タレントなどの心霊ロケでも
心霊スポットや廃墟を探索中に体が重くなってきたり
頭痛や寒気がして体の不調を訴えるなんてシーンもあります。
このように恐怖体験を通して体が寒気を感じ
いかにも体感温度が下がるような現象から
少しでも涼しさを求めようとして夏場の暑いシーズンによく恐怖体験が流行ります。
しかし実際はどうなのでしょうか?
人は恐怖体験をすると体温(または体感温度)は下がるのでしょうか?
実はこの現象
そもそも考え方が違って
恐怖体験をしたから体温が下がるわけではなく
恐怖体験という緊張感に常にさらされる事によって
自律神経が乱れて心身の不調が起こってるだけなんですね。
簡単に言えば
軽く自律神経失調症を起こしてるわけです。
もちろん極度の緊張状態にさらされると
失神に至るような症状を起こす場合もありますし
気分が悪くなって吐き気を起こしたりするのも
恐怖体験をしたからというより
自律神経失調症を起こしてるからなんですね。
ですから恐怖体験や心霊体験をしたからといって
体が涼しくなる(感じる)わけではなく
自律神経が乱れて体調不良を起こし
寒気を感じることが涼を呼ぶというイメージにつながってるわけです。
考えてみればそりゃそうだと
体にとっては当たり前のことが起こってるわけですが
涼を求めて恐怖体験をしても実際涼しくなるわけではなく
むしろ心身の不調を起こしてしまう可能性がありますので
嫌がる人に無理に体験させることは避けたほうが良さそうですね。
個人やみんなで楽しむ分には問題ないと思いますが
楽しむと言ってもやはり恐怖体験ですので
極度の緊張状態から自律神経が乱れ
心身の不調を招いてしまう恐れがあることに留意してください。
緊張状態が続くと体にとってはストレスですし
恐怖体験は涼を呼ぶわけではなく
自律神経からのシグナルであることを理解しておきましょう。