人の話を聞かない、実態に即さない政治から学べること

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:統合心理学・応用心理学・社会問題(課題)

例えば運送ドライバーの労働を規制する
「2024問題」についてもそうですが
働き方改革としてドライバーの過労(労働時間)対策を謳っていますが
現場で活躍するドライバーが本当に労働時間の制限を望んでいるのか?

現場の声を聞き取った上での政策なのかと言われると
一方的な押し付けでしかないように思えてなりません。

もちろん制限を望むドライバーもいるでしょうけど
制限されることで収入が減り、生活に困るドライバーも出てくるでしょう。

ダブルワークなどで収入確保に走ろうものなら本末転倒です。

財源確保のための政策やインボイス制度
マイナンバーカードの半強制取得(紙の保険証廃止)に
医療機関の窓口負担の増加による高齢者及び弱者いじめ。
年金額引き上げによる若者、働き盛り世代への負担増。

これらは何も不満の話をしているわけではなく
現場の声、あるいは本人の声に耳を貸す(傾ける)わけでもなく
そのほうが良かれと思って一方的な押し付けにはなっていないか?
という問いかけなのであります。

このような話は政治に限った話ではありません。

自分としては(提供する側からすれば)
良かれと思って施した行為であったとしても
相手にとって必ず有益になるかどうかはわからないんですね。

いじめ対策の話でもそうです。
本当に本人、当事者の声に耳を傾けて考えた対策なのか?
まず耳を傾けてみたのか?ということ。

一方的な善意の押し付けにはなっていないか?ということを
常に意識しながら自分の言動を慎みたいものです。

もし前述のような政策に不満を感じてらっしゃるなら
自分の言動も政治と同じく
相手を不満にさせているだけにはなっていないかを振り返ってみたいものです。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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