せっかくのカウンセリングを無駄にしないために ~セッション後には必ず振り返りを~

テーマ:心理カウンセリングについて

カウンセリングを通して皆様にお伝えしているのが
セッション終了後、帰宅してからやその道中でも
その内容を振り返ってみてくださいということ。

なぜなら振り返りをしないカウンセリング(セッション)なんて
あまり意味がないからです。
(無駄になってしまう)

せっかくカウンセリングを受けても
その時は一生懸命向き合って考えても
その時だけで終わらせてしまうのは学校の勉強や試験(受験)と同じで
合格したら終わり、それまでの勤勉も活かせないのと同じだからなんですね。

何もなかったことになってしまうわけです。

受けたときだけの内容の質になってしまわないように
セッション終了後には必ずその内容を振り返って頂きたいですし
参考にしてその活かし方を考えていただきたいのです。
(自分の課題に向き合い続ける)

カウンセラーが、誰かが良くしてくれるだろう、改善してくれるだろうという気で向き合っていても
自分の抱える課題(悩み)が良い方向に進んでいくことは難しいでしょうし
それこそ受験勉強と同じように
自分の課題は自分が向き合って取り組んでいかなければ
他の誰かが努力して試験に受かるわけではありません。

悩みもそれと同じなんです。

実際様々なクライエント様の中でも
前回の内容を振り返って、少しでも、自分なりにでも活かして実践なさっているクライエント様は
カウンセリングを通してカウンセラー側にもよく伝わってきます。

そういったクライエント様方はやはりメンタルが鍛えられ成長なさってますし
悩みの改善へと繋げてらっしゃいます。

受けたカウンセリングは内容を振り返ってみること。
そして参考にしてみること。
更に実践できそうならできる範囲からでも、少しずつでも実践していくこと。

この繰り返しによってはじめて効果が現れるのだと思います。

振り返ることもせず、ただ受けてその時々に向き合っているだけでは
受験勉強と同じでその後につながることはないでしょう。

受けても受けても進展しない悩み(課題)に
もう諦めの気持ちが生まれてしまって
何だあの時間は無駄だったなと自らその努力を無駄にしてしまわないように
ぜひセッション後にはその内容を振り返ってみてくださいね。

そしてその振り返りの内容をフィードバックすることが次へとつながる大きなポイントですから
自分一人だけで向き合っていこうとせず
カウンセラーにもその反響を返してみてください。
課題を相互に共有するわけです。

振り返り方についても
あそこはこうだった、こうしたほうが良かったというようなアクションに対する振り返りではなく
内容を参考にして活かしていけるような振り返りをぜひおすすめいたします。
(評価や批判的な振り返りはしない)

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

宮本章太郎プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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