心理カウンセリングで心（生き方）が楽に

心理カウンセリングは悩みや抱えてる問題を解決するものではなく
こうなりたい、こうしていきたいという「自己実現」をサポート（応援）するものですが
性質が似ているということもあり
よく悩みを解決するために受けるものだという印象を持たれてしまいがちです。

印象についてはさておき
ゆえになかなか解決や進展しない事に対して
カウンセリングを受け続ける意味があるのかと疑問を持たれる方も少なくありません。

大事なのは意味があるかどうかではなく
これから自分がどうしていきたいのか？を考えることです。

自己実現という目標も何もなければ（それが悩みの解決であったとしても）
何のために続けるのか意味もわからないでしょうし
続けたところでそれが何のためになるのかわからないと思います。

当ルームのクライエント様で
ずいぶん楽になったとおっしゃってくださる方がいらっしゃいます。

ただ最初ご相談に来られた悩みが解決したというわけではないと思うのですが
それでも考え方や受け止め方、そして気持ちが楽になったと
定期だったり不定期だったりしながら
続けて通われているクライエント様もいらっしゃるのです。

このようなクライエント様は
もはや解決することを目的とされてないんですね。

自分の生き方そのものに変化を与え
悩みとの向き合い方というスキルを身につけられたのです。
そして自己成長（＝自己実現）へとつなげてらっしゃいます。

悩みとの向き合い方を身につけられたからこそ
問題そのものが解決したわけではなくても
心の捉え方など考え方を柔軟にし、気持ちを楽に持っていくことができたのでしょうね。

そして続けることに対して意味を考えるのではなく
続けているからこそ自己実現に近づけているのだということに意義を見出されているのでしょう。

実際心理カウンセラーの私から客観的に見ても
十分成長なさっていてもう続けて通われなくても良いのではないかと感じていても
自らの意志で続けて通われているクライエント様もいらっしゃいます。
（こちらから提案してもご自身の意志で続けて通われてらっしゃる）

このようなクライエント様に共通して感じるのは
悩みの解決方法を目的にされてるのではなく
生き方を学びに通われてらっしゃるのだなという感想と
カウンセラーに頼り切らず（人任せ）自分の力で立ち向かおうとなさっている意志の力です。

皆様も心理カウンセリングというツールを上手に利用して
自己実現に向けて一緒に取り組んでいきましょう。
気持ち（生き方）が楽になるかもしれませんよ。