タオルで覆う健診でよりわいせつ行為の増長につながらないか?

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:教育・子育て

学校健診での上半身裸問題に関して
タオルで覆う案が持ち出されましたが
記事では真剣に特集してましたけど
本気で考えて採用するつもりでしょうか?

結果どうなるかよく検討されたのか疑問ですが
上半身をタオルで覆って(見えないようにして)
中に手を入れて健診するわけですから
もし意図的に悪意を持ってバストに触れたとしても
いくらでも言い訳が作れるわけですね。

見えないんだからバストに触れてしまっても
意図的なのかどうか判断するのも困難な上に
触れられた児童としても強く言い返せません。
(半信半疑なので主張が難しい)

見られること(視覚)への対策はできても
新たにわいせつ行為の危険性という死角が生まれると思うのですが
このような取り組みの方法で逆に被害を増やすことにならないのか?
どうしてもっと突っ込んだところまで考えられないのでしょうか。

他に何か良い案があるわけではないですが
どのような形が望ましいのか?
まずは児童生徒の意見を聞いたり考えてもらい
保護者などの意見も交えて検討してみることだと思います。

こうしてみたらどうだろうと提示して終わるのではなく
そうすることによって生じる影響についても考えてみる必要があります。

正直今回の取り組みは考えるレベルの問題ではなく
そんなことをしてしまったら健診医の良いように
やりたい放題の土台を作ってしまうということが
考えなくてもわかると思うのですがどこまでしっかり検討されたのでしょうか。

防止策としては児童の親など
児童が信頼できる同伴者と一緒に健診してもらうという考えもありますが
親の立ち会いの都合といった面も含めてなかなか難しい課題だと思います。

ただそこで諦めることなく
最適な方法での実施に向けて検討していきたいものです。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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