心理カウンセリングの守秘義務について・パート2 ~心理カウンセラーの危険なタレント化~
確かに業界の声として言われてるように
例えば何か専門家(業者)にものを頼むのに
試しにやってみてくださいじゃないんです。
専門家にそんなお願いをしますか?
建築家、大工さんでしたら
建築のプロ相手に住心地を知りたいから
試しに一軒でも、一部屋でも作ってくださいとお願いするようなもので
心理カウンセラーに対しても何か(自分が知りたいから)教えてくださいと頼むのは
専門家にタダで何かやってくれと注文するのと同じことなんですね。
お願いする側としては大したことない
それくらいのちょっとしたことであったとしても
専門家に依頼するのにタダでやってくれとお願いするのはおかしな話です。
勉強がわからないからと塾講師に
1問だけでもわからないから教えて欲しいと
生徒でもないのにタダで教えてもらおうとするでしょうか?
お薬の効き目を知りたいからとお医者さんや薬剤師に
一包だけでも良いから処方してくださいとお願いするでしょうか?
タダかどうかということではありませんが
そんな軽い気持ちで気軽に依頼することや
ちょっとしたことなら専門家でも応えてくれるだろうという安易な考えに対して
心理カウンセリングも例外ではないですよというお話です。
ちょっと教えてくれるくらいなら教えてくれても良いじゃないか。
ではないんです。
よくケチだと思われる
不遇な境遇の心理カウンセリング業界ですが
ケチかどうかという問題ではなく
自らの行いを振り返ってみる必要があるように思います。
何でも改めれば心は変わるものです。