あなたの会話は、相手にケンカを仕掛けている
私が世の人間関係・コミュニケーションに関して思うのは
決めつけ、思い込み、押し付けといった行為が当たり前(普遍的)になっていて
まず相談するということができてないように思います。
相談するというのはわかりやすく言えば、話し合うということです。
しかし話し合うと言うと、やはり一方的に自分の考えや思いを相手に押し付け
協力しながら解決改善に向けた取り組みというより
ただ相手より優位に立つ(マウント)争いのように捉え違いが起こりそうなので
あえて相談するといった言葉を使いました。
聞き役、相談役といった役割分担としての相談ではなく
相互にお互いが問題解決(改善)に向けて相談するということ。
相手の問題や責任の押し付け合いではなく
お互いそれぞれが自分の問題だと捉えることで
人間関係の中で生じる問題意識を相手と共有できるのではないでしょうか。
自分は何も問題ない(悪くない)、相手が悪いのだと
人のせいにすることが信頼関係を築くことを困難にしてしまいます。
問題とはお互いの存在があってこそそこに問題が生じるのです。
コミュニケーションに関してもそうですが
コミュニケーションとは1人では成り立ちません。
相手があってこそコミュニケーションが生まれるのであって
どちらか一方だけが努力して改善するような問題はないのです。
もしそれで改善したと思ってるのは
自分は何もせず相手が努力しているか我慢しているだけ。
結局根本的には何も解決していないのです。
今改めて自分が当たり前だと思っているコミュニケーションというのは
もしかすると自分がその手法を間違っているのではないか?
本当にこれで正しいのか?
相手のことを考えて、そして尊重できているか?
ここを考えて振り返っていただきたいと思います。
自分の思いや意見の一方的な押し付けではなく
相手と相談するといったスタンスで
今あるコミュニケーションとこれからのコミュニケーションに取り組んでみてくださいね。