どうして我が子はこんなにもアタマが悪いのか? ~頭の悪さに隠された真実~
皆様は人に何か教える(教育したりする)とき
例えば子供に勉強を教えたり、新人に仕事を教えるときなど
叱りつけてはいないでしょうか?
教えることと叱ることは同じにはなっていませんか?
叱る。
つまり怒って教えても人は覚えられません。
子供に勉強を教えるのでも
そうじゃないでしょ、こうでしょと教えるのは
それは教えてるのではなく、ただ怒っているだけ。
叱ってるだけなのです。
ダメとか違うというのは自分の価値観を相手に押し付けてるだけで
教えるときにダメとか違うなんて教え方はないんですね。
それでは相手はわかってくれません。
教えるとは自分が手本を見せたり
こういう風にやるんだよということを手ほどきすることなんです。
こうしなさいああしなさい、そうしてはダメああしてはダメじゃありません。
それは叱っているだけ。
怒っているのと何も変わりません。
つまりそんなものの言われ方をして教えられても
頭ではわかってたとしても人は教えてもらったと受け止めることはできませんし
ただ怒られているとしか受け止められないんですね。
それは教わっている側の問題ではなく
教えてる側の勘違いだということを学ばなければなりません。
怒っているのは教えてるのではないんです。
自分ではそれが教えてるつもりであってもそれはただ怒っているだけ。
自分が相手にしてほしくないこと、こうしてほしいことを押し付け
こうしなさいと怒っているのを教えてるのと勘違いしているわけです。
それで自分だけが教えてる気になっているだけなのです。
それでは相手は教わった、教えてもらったと受け止められず
いつまで経っても身につくことはありませんし(覚えられない)
ただ相手の顔色をうかがうだけになってしまうので気をつける必要があります。
皆さんほんとによく勘違いなさっていることで
私が客観的に見聞きしていても
それでは何も教えられてないな
ただ怒ってるだけだということに気づいてもらいたいなとよく感じます。
よく言って言い聞かせるのと教えることとは違うんです。
自分の考えを一方的に押し付ける(言い聞かせる)のは教えることではありません。
何が教えることなのか?何が怒る(叱る)ことなのか?を
普段の自分自身の態度を振り返ってよく考えてみてください。
つい怒鳴ってしまう、これは怒っているのではないか?とお感じでしたら
ぜひ当ルームにご相談くださいませ。
人にどのようにして教えたら良いのか?
教えるとはどういうことなのか?について一緒に考えていきましょう。
ただ答えは簡単。
自分自身が教わる側になって実体験してみるのです。
怒られているのと教わっているのとの違いがわかるはずですから。