医療、教育現場の負担軽減のための働き方改革 ~役割分担と細分化・そしてIT活用による自動化の推進~

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:仕事・生活・ビジネス

特に今に始まったことではなく、コロナ禍以前からずっと言われてきたことですが
医療・介護福祉、そして教育現場では多忙を極め、職員・従事者の負担も大きく
その上人手不足も言われています。

ではその負担をいかに減らせば良いのでしょうか?
こういった現場こそ働き方改革が急務だと思います。

まず負担が大きく人手不足が言われてるわけですから
人員確保を急がなければなりません。

そして業務内容を見直してみると
実際患者さんや学生さんたちと接している機会(時間)もそうですが
その他の雑務や業務だったり
職員個人の担う負担が大きいわけですね。(やらなければいけない業務が多すぎる)

例えば医療従事者だったら患者さんに
そして教職員でしたら学生さんとだけ接していたら(関わっていたら)良いわけではなく
他にやらなければいけない業務が多すぎるわけです。

そしたらこのやらなければいけない業務を
誰か専門に扱う人員を確保すれば良いわけですね。

それ専属の人材を確保し、充当すれば
医師ならば患者さん、教職員なら学生さんといったように
人の対応のみに専念できますし、その他の業務といった負担も減らすことができます。

何より専属の従事者を充当することによって
雇用創出の機会にも繋がります。

また、専属者にとっても自分の業務のみに専念してれば良いわけですから
結局は全体での個人的負担が軽減されることになり
激務の重圧によって退職に追い込まれる心配も減るわけです。(失業率増加の対策)

今この世の中で各業界における業務(仕事)への負担の格差が貧困と同じように深刻な問題であり
更にはAI(人工知能)によって人間のする仕事がなくなり、奪われると言われてますが
もっと業務を細分化することによっていくらでも人間の雇用(人間のする仕事)は維持できますし
むしろ専門性も磨けて各個人の負担を減らすことにもつながるのです。

個人(一人)への負担が大きすぎると身体への負担はもちろん
メンタルへの負担の影響も計り知れません。

メンタルへの負担が大きければ精神疾患やがんなど様々な病気の発病にもつながりますから
この働き方改革への取り組みは本当に今急がれるべきで
社会全体で考えていかなければならない重大な問題だと思います。

人の負担が大きい部分については
例えばデータ収集や記録といった業務については
それこそAIやコンピューターに任せれば良いんですね。

機械で読み取ってそれをデータ通信でコンピューターに自動入力すれば(自動記録・IT化)
人がする業務の負担軽減にもなり、作業の効率化にもなります。

私たちは考えることでいくらでも世の中や社会を改善していくことができるのです。

ただ激務や人手不足だと言って嘆いているばかりではなく
どうしたら良いかを考えて一緒に現状の改善に向けて取り組んでいきましょう。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

宮本章太郎プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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