ほんとにただの無神経? ~遠慮なく物を言う人、言える人の心理構造~
不登校、あるいは引きこもりの人には、本人がイキイキできる活躍の場を用意してあげることで
徐々に自信を取り戻して社会復帰や生活習慣の改善に繋がりやすくなります。
引きこもりの方は自分からはなかなか動けませんから
誰かが手伝ってやってあげないとダメなんです。
そのまま自然に任せていても、それだけではなかなか社会復帰には繋がりません。
もちろん無理やり引き出そうとするのは禁物ですが
人との関わりや成功体験などを通して、改めて社会貢献の精神を体験してもらうことによって
少しずつ状況は改善していくでしょう。
それは自分に自信が戻り、意欲が湧いてくるからです。
不登校や引きこもりの本人も全く何も意欲がないわけではなく(完全に失われてはいない)
何とかしたいと思っているのです。
ただ体が動かないだけ。
更には一度習慣化してしまうと
なかなかその状況からは抜け出せなくなってしまいます。
では誰かが、周りの人がその人の自信を取り戻せるような
その人の可能性を引き出してあげるように活躍できる場を用意してあげることで
生きる目的が見つかり社会復帰に繋がりやすくなるというわけです。
誰しも暗い部屋から自分ひとりの力で抜け出すのは困難でしょう。
真っ暗で何も見えないわけですから、出口が見つかるわけがありません。
だからこそ周りの人たちが出口を照らしてあげることで
そこから外に出られるようになる、その準備ができるわけですね。
周りにできることは叱咤激励や無理やり連れ出すことではありません。
また、全く何もせずただ見守るだけだったり、関わりを避け続けることでもありません。
ちゃんと出口だけは用意しといてあげること。
本人も周りの人も大変だと思いますが
丁寧に気持ちに寄り添いながら、また社会でイキイキ活躍してる姿を見たいものですね。