あなたが仕事で失敗してしまう要因はコミュニケーション不足にある

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:仕事・生活・ビジネス

皆さん仕事で何か失敗したときというのは
自分の責任だったり失敗した本人の問題だと思ってませんか?

もちろん失敗した人に責任はあるのですが
人が失敗する原因はその人一人だけの問題ではありません。

確かに失敗は失敗した本人の責任ですから
失敗したことを責めておけば自分は楽ですよね。
何せ自分に非はないのですから。

では人はどうして失敗するのでしょうか?

失敗をするのはその人の性格の問題のように思われているかもしれませんが
実は個人の性格はそれほど大きな問題ではありません。

組織における失敗を生む最大要因は
責任逃れや人任せの心理から生じる、連帯感(連帯責任)の認識の低さです。

改めて申しますが
人が何か失敗するのは個人の問題だと思ってませんか?
それが会社組織における失敗(業務中での失敗)であったとしても
あくまでも個人の問題による失敗だという思い込みをしていませんか?

そして失敗した人にその責任を押し付けるだけ。
または失敗したのは自分の問題だと思って自分自身を責めてしまう。

違うんです。

要は何が足りないのかと言いますと
圧倒的な「コミュニケーション不足」なんですね。

失敗をしないようにいくら丁寧に、一つ一つ確認しながら取り組んでいても
人は必ず失敗をしてしまいます。
そういうものなのです。

一見正確なようなコンピュータでさえ失敗(ミスやエラー)をするのです。

ではなるべく失敗しないようにするにはどうしたら良いのかと言いますと
やはりコミュニケーションによって連帯感や連携力を高める必要があるんですね。
コミュニケーションが少ないから他人が失敗しても誰もフォローやサポートをしようとしませんし
手を煩わせるなとその場でその人を注意して終わり。
問題を責任逃れの人任せにして放置するから、また次も同じ失敗を繰り返すのです。

チームや組織として、皆で失敗しないように普段のコミュニケーションを潤滑にし
フォロー・サポート体制をしっかり整えておくことで
失敗を生む要因を減らすことが出来ます。

コミュニケーション不足によって情報の共有不足という事態が生じれば
失敗を放置したままで原因も追求できませんよね。
つまり問題の改善に繋げられないということです。

皆それぞれ個々に活動してるだけですから、誰もサポートしてくれる人もいませんし
次もまた同じ失敗を繰り返してしまうんですね。

それでいて周りがやらなければならないことをしようとせず
失敗を失敗した人本人の責任にして済ますわけです。
これでは失敗が減るわけがありません。

失敗してしまう要素をいかに減らすかは
コミュニケーション不足をいかに解消できるかにもかかっています。

コミュニケーションといっても重要なのは会話量ではなく
その質にあることを覚えておいてください。
とりわけ理解力(お互い人格を認め、尊重し、理解を深め合うこと)が
コミュニケーションの質を高めます。

よく失敗して落ち込んでしまうという方は
誰もサポートしてくれない周りの人のせいにしておけば
とりあえずは気休めにはなるでしょう。

しかしその上で周りとのコミュニケーションをしっかり図るように
自分でも出来る努力をしていかなければなりません。
自分も出来る努力をしなければ本末転倒になってしまいます。

職場内でいかにコミュニケーションの質を高め合えば良いのかは
心理カウンセリングでご相談に応じますので
どうぞお気軽にご連絡くださいませ。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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