下火になった自社製品やサービスを再燃させるためのコツ

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:仕事・生活・ビジネス

例えばビジネスにおいて客足が遠のいてしまった場合
もう客足が戻ってくることはないのでしょうか?
このまま諦めるしかないのでしょうか?

いいえ、そんなことはありません。

たとえ惰性であってもビジネス(事業)が続いているということは
全く需要(信頼)がなくなったというわけではないんですね。

つまりどこかやり方に問題があるわけです。(やり方次第で改善につながる)

では一度遠のいた客足を戻すためにはどうすれば良いのかと言いますと
一つにはリニューアル(新装展開)して再出発することです。

例えば自社の製品が売れなくなって
またいつか売れるようになるだろうと希望的観測でそのまま何もしなければ
やはり商品というものは売れることはありませんが
同じ商品でも少し改良を加えて新たに売り出すことで
一時は遠のいた客足も戻ってくることがあるんですね。

顧客はまた懐かしんで、もう一度利用してみようかなと思うようになるのです。

もちろん何の改良もせず、同じ商品やサービスをそのまま提供してもあまり効果は期待できませんが
何か少しでも手を加えることによって、顧客に対して再アピールすることができますし
売り手側にとっても販売・アピールへの自信にもつながるんですね。

人気が衰えたからと言って諦めてしまう必要はありません。
惰性から脱却するには自社のサービスをリニューアルして
顧客に対して再アピールしてみると良いでしょう。

再ブレークを狙って演出しなくても
顧客満足度が高ければ自然に再ブレークにつながるのです。

何せ需要(信頼)自体を失ったわけではないのですから。
ただマンネリによって飽きられていただけなのです。
他の商品やサービスに目が行って浮気をしていただけなのです。
そしてそのまま帰ってこなかっただけ。

ですからもう一度自社の製品に目を向けてもらうには
何か再アピールにつながる素材や要素が必要になります。

キリンビールさんでも一度は低迷して
このままではもうダメかという業績不振が続いていたものの
新たに復活して再ブレークを果たされています。

何か社会的信用を失うような不正を行ったわけではないですし
皆さんキリンビールが嫌いになったわけではなかったのです。
ただ他社のサービスや商品のほうが魅力的で
目移りしてしまってただけなんですね。

同じ商品やサービスであってもそのままで満足するのではなく
地道な努力で改良を重ねていく。
これが長年愛され続ける秘訣なのかもしれませんね。

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宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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