メンタルが弱っていると人は逆に傲慢になる? ~礼儀を知らずに人を傷つけている自覚もない~

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:心理カウンセリングについて

ご相談に際して、皆さんメンタルが弱っていることはよくわかります。

では弱っていたら何をしても許されるのでしょうか?
人が何とかしてくれる、助けてくれるのが当たり前だとでも思っているのでしょうか?

確かに自分の力で解決するのが困難であり
考える力も弱っていると言えるでしょう。

しかし無断キャンセルや一方的な連絡拒否(音信不通)、あるいは自分勝手な振る舞いなど
まるで何の礼儀もない行為を平然とやってのけるのはいかがなものでしょうか?
たとえ悪気はなかったとしても、自覚がないこと自体が問題ですし
弱者だからといって何をやっても許されるのではありません。

そしてこの問題の違う側面で問題なのが
そういった礼儀を知らない行為や振る舞い(態度)こそが
自ら悩みを生み出してしまう原因になっているということに気づいていないことです。

心理カウンセラーは何もお礼を言ってもらいたいのではありません。
解決してやってるだなんて上から目線の傲慢になっているわけでもありません。

正直礼には及びません。

ただいくらメンタルが弱っているからと言って
自分が弱者だからといって
何をしても許されるわけではありませんし
弱者を良いことに(盾にして)自分が傲慢になってしまってはいけないのです。

もちろんそんな礼儀を知らないような人ばかりではありませんが
ぜひ最低限の礼儀くらいは知ってください。
せめて最低限のマナーくらいはわきまえてください。

厳しい言い方かもしれませんが
私が言ってるのは一般常識の話であり
マナーも礼儀もなっていない人間が社会でも通用するはずがありませんから
そういう行いが自分で自分の立場を苦しめていることをぜひ知ってください。
メンタルが弱っているからと言って、自分だけが特別な人間ではないことをぜひ学んでください。

人間関係やこの社会は
お互いルールやマナー、そして礼儀の上に成り立っていることをお忘れなく。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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