超ゴム理論の応用 ~年齢によって時間の感覚に違いを感じるワケ:後編~
私思ったのですが、この宇宙やこの世界は
必ずしも物質で構成されている必要があるのでしょうか?
確かに宇宙や私たちの知る世界は物質で構成されているかもしれませんが
ダークマターやダークエネルギーというように
もしかすると物質でないものが宇宙には存在していて
物質でないよくわからないものが、この物質宇宙の外には存在しているのかもしれませんね。
ですから私たちが認知し、知覚しているものは単なる物質世界であって
物質以外で構成されている何かが宇宙には存在していると
このようには考えられないでしょうか?
私たちが存在しているのは(構成しているのは)物質世界の中だけ。
では物質ではない世界が存在していても否定はできませんし
そこでは私たちのような物質が存在しないだけで
物質とは単に形あるもの、知覚できるものであるというだけのことなのかもしれません。
私たちの物質世界を外枠から見てみれば
物質は物質という存在として存在し
物質世界の外にはやはり何か得体の知れない構成要素で成り立っている世界があり
その世界は私たち物質には観測できないだけなのではないでしょうか。
私たちは自分という感覚(自我や人格といったもの)を中心に物事を考えますが
そもそもこのような考え方が間違いであり
宇宙の外には私たちにはわからない、物質以外の何かがあるのかもしれませんね。
そしてその世界こそが私たちが存在するこの物質世界(宇宙)を形成してるのではないかと
ふと疑問に思ったわけです。
例えば自分を構成しているものは何でしょうか?
自分という人間が単独で成り立っているわけではないですよね。
自分というものを構成しているものが自分という存在を構成している。
そうして自分という一人の人間が成り立っている。
私たちは“自分”が単独で存在しているのではありません。
このようにこの宇宙も宇宙を構成する何かが
物質世界の外にはあるのではないかと考えるのですが
もちろんそれが何なのかはわかりませんし、また、うかがい知ることも出来ないでしょうし
宇宙の謎はますます深まるばかりですが
私たちは自分を中心とした、宇宙や物質という自分に知覚できるものだけが全てだと思い込まないで
改めてこの宇宙や私たちという存在について問いかけてみたいものです。
そうすることで私たちという存在がかけがえのない存在であることを
改めて認識させられるのではないでしょうか。