大阪都構想の住民投票率が66.83%だった事について、そこから見えて来る人間心理
近年は高齢者ドライバーの自動車暴走事故が増えてますが
実は私、ある体験をして気づいたことがありました。
以前に書いたコラムで、もっと安全運転を意識してと
注意力が足りないようなことを書いたと思いますが
もちろん暴走事故につながる要因はそれだけではないことは承知しています。
さて、私が何を体験して何に気づいたのかと言いますと
ある交差点での出来事です。
それほど大きな交差点ではないですが
私は赤信号で信号待ちをしていたところ
高齢者ドライバーの車が右折してきました。
横断中の歩行者もいませんでしたし
他の車も信号待ちで停車していて
周りで動いているのは右折してくる高齢者ドライバーの車一台だけという状況で
なぜかその車は私に近づきながら、私に近いところを通って右折してきたんですね。
このままぶつかって来るのではないかと危機感を感じたのですが
何とか無事に横を通過してくれたので安心しました。
私が何か危険運転でもしていたならいざしらず
じっと動かずただ信号待ちをしていただけの私に向かって
なぜこんなにも接近してくるのかというくらい
まるで私をめがけて右折してきたんですね。
もちろん周りに歩行者もいなければ誰も動いていない状況です。
つまりこの高齢者ドライバーにとっては
単に右折するだけという行為が難しくなっていることがうかがえます。
運転技術の感覚が衰えてきているといってもいいでしょうか。
本当にそんな様子の運転の仕方でした。
ですから他の高齢者ドライバーの方たちも
自分では気をつけて運転しているつもりでも
やはりその感覚が衰えているのではないでしょうか。
このように高齢者ドライバーが暴走事故を起こしてしまうのは
単に注意力や意識の問題ではなく
感覚の衰えの問題ではないかと気付かされたのです。
もちろんそんなことは頭ではわかっていました。
しかし実際に体験してみて
やはりそうなんだなと実感させられたわけですね。
私の場合は幸い事故には至りませんでしたが
そんなにスピードを出してたわけでもなく、ゆっくり右折してきたにもかかわらず
なぜ私の方に向かってくるのか。
悲惨な暴走事故を防ぐためにも
もはや自動車運転のサポート技術の向上と
全車標準装備の義務化は必須だと言えるでしょう。
ぜひ行政、民間企業総力を挙げて取り組んでもらいたいものです。