人は短所にではなく、長所に期待する ~自分の強みだけアピール大作戦~
例えばLGBT(性的少数者)や何らかの障害がある人に対して
あまり良く思ってなかったり理解しがたい(受け入れられない)存在のように思っていたとしても
ビジネスの面ではなぜかそういう人たちばかりが多大な利益を上げてくれ
自分が想定しているようなターゲットからはほとんど利益がないような場合。
それはもう立派な自分の支援者であり、最も優遇しなければならない大切なお客様(優良顧客)なんですね。
何せその方たちを失ったらビジネスが成り立たなくなるのですから。
つまり自分の生活が成り立たなくなるんです。
自分はおろか、一家が路頭に迷うことにもなりかねません。
個人的にはLGBTの人に対して抵抗感があったとしても
それが自分の利益につながる対象(メリットでしかない)だとしたらどうでしょうか?
個人的な感情など理屈は抜きにして、その人たちがいなければビジネスが成り立たない場合
やっぱり優良顧客としてそういう人たちを対象に力を入れて取り組むのではないですか?
それとも自分が好かんからとぞんざいに(雑に、なげやりに)扱いますか?
そしてこの事を逆の立場で考えてみてください。
自分がLGBTであったり何か障害を抱えてる身だとしたら
自分のことをあまり良く思ってない人たちに対して
自分ができることを一生懸命に努力して
人のためになるようなことをして世の中に貢献していったらどうでしょうか?
世間からはよく思われてなかったとしても
何か違う面で(違う分野で)世の中に貢献することによって
自分が世の中に必要とされる人間になれるのではないですか?
つまり相手がどういう人であるかなんて関係ないのです。
相手や自分がどういう人間であっても
自分の感情を抜きにして相手や周りの人たちの行動に焦点を当てて見ることによって
手前勝手な先入観で人を見ることもなくなるでしょう。
ただLGBTであることを、障害を抱えていることをひがんでるだけでは
(差別や偏見の声に怒りの声を上げて批判しているだけでは)
対立の構図を生み出すだけではないでしょうか?
違うんです。対立するんじゃないんです。
対立するのは簡単ですが、それでは何せ知恵がありません。
言われて怒り悲しむだけでは小さい子供と同じ。
それでは能がないんですね。
問題に立ち向かう知恵、つまり頭を上手に使わないと。
感情で相手とやりあっててもらちが明かないんです。
それではいつまでも平行線。
もちろんただ黙って言われっ放しで良いのかというとそうではなく
差別や偏見に対して声を上げることは大切ですよ。
だからといってただ批判しているだけでは能がないということ。
そしてこのお話はLGBTや障害に限った話ではなく
自分の何か普段気に入らないことや悩みや問題に対しても同じことが言えますので
ぜひご自身のケース(抱えている問題)に応用して参考にしてください。
よければ心理カウンセリングで私が一緒に考えますので
抱えてる問題に一緒に取り組んでいきましょう。