音の聞こえ方も心のストレスに影響する ~新しい意思疎通の手段。音は耳だけで聞いてるのではない~

テーマ:統合心理学・応用心理学・社会問題(課題)

実は人間の頭はそれ自体が巨大な音響空間(ステレオ、音響システム)になっていて
普通は耳から音が入って来て脳に伝わると思われてますが
近年は骨伝導で音が響くような技術やサウンドシステムも開発されてる事から
骨を伝わって頭の内部である頭蓋骨の反響を利用して音が聞こえているのです。

つまり音というのは決して耳からだけ聞こえてるのではないという事。

例えばこの原理が通用するなら、耳が聞こえなかったり鼓膜に損傷を負ってる方なんかは
脳の聴覚野そのものにダメージさえなければ
もしかするとこのシステム(骨伝導技術)を利用して音が聞こえるようになるかもしれません。

既にこの分野に関する研究は進んでると思いますが
音が聞こえるというのは難聴でなくても普通の人でも頭蓋骨を利用して聞いてる(響いてる)のは同じですから
耳や聴覚野に限らず、頭蓋骨の形状によっても人によって聞こえ方が違って来るのではないでしょうか。

もちろん骨密度によっても違うでしょうし
頭蓋骨の空洞部分(空間)は、現実空間でのコンサートホールのような役割を果たしてるわけですね。

ですからこのシステムによって音が聞こえやすいかどうかも変わって来ますし
聴覚過敏で過度にストレスのあるような方は
耳ではなく、入って来た音の反響が頭の中で物凄く響いているのかもしれません。

だとすると、耳だけあっても音が響くような空間(空洞)がなければ
音の聞こえ方も変わって来るか、全く聞こえないという状況も起こるかもしれないという事です。

そしてこの仕組みを利用すれば人間には聞こえない周波数である
超音波を使ってのやり取り(交信)によって会話や意思疎通が困難な人でも
言葉とは違った方法で動物のようにコミュニケーションが可能になるかもしれません。

このように物の仕組みや構造がわかって来ると、そこから発展へと繋げる事が出来ます。

どこにどのように発展していくかはわかりませんが
もしこれが耳の聞こえない人の悩みなら、悩みの解消に繋げられるかもしれませんし
これが心の悩みだとどうでしょうか?

耳の聞こえない人と同じく、心の悩みの解消に繋がるかもしれないという事。

そうして心理学は科学や医学と共に、様々な分野の知識を吸収して取り入れ
それを応用してより良い人生を送る手助けになるよう
当ルームの提供する『統合心理学』として、皆様の心の健康をサポートさせて頂きます。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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