なるほど心理学 ~「急がば回れ」は本当に回ってはいけない~

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:なるほどおもしろ心理学

急がば回れという言葉がありますが
何か急いで目的を果たしたいなら、例え遠回りしてでも着実に歩を進める方がかえって早く到達する。
だから急いでる時こそ急がず慌てず落ち着いて行動しましょうと、およそこういう意味ですよね。

しかしそっちの方が着実だからといって本当に遠回りしてはいけません。

急がば回れとは近道はかえって遅くなりますよ、わざわざ遠回りしなさいよと言ってるのではなく
急いでるからといって普段は通らないような近道を選んだら
実は複雑に入り組んでたりして道に迷うので結局は時間がかかるという事を言ってるからです。

つまりこっちの方が近道だという思い込みによって
普段とは違う慣れない事をすると余計手こずる(ややこしくなる)という事ですね。

ですから近道や遠回りがどうとかではなく、普段から地道な努力を続けてこそ目的に達すると言ってるのです。

だから常日頃から努力をしなければ目的に達するどころか
ただ思ってるだけでいつもやってないのに(怠けてるのに)、何か事が起こってから慌てても手遅れである。
緊急事態になる前からそうならないように努力したり備えておくという心構えであり
私がいつも言ってるような普段からの不断の努力、つまり継続は力なりの別の言い回しでもあったわけです。

ちなみに余談ですが、これは私の実際の体験談であり
きっとこうだろうなと想像で物を言ってるのではありません。

これはいかなる事象や問題であっても自分の実体験や実感に勝るものはないという事ですね。

心の悩みでもどうしたらいいのかと頭で考えて悩んでるより
実際に行動を起こして体験してみる方がスッキリするというのもうなずけます。

といっても何をどうすればスッキリするのか(楽になるのか)わかりませんから
行動を起こす、体験してみるキッカケとして、まずは心理カウンセリングの利用を目的にしてみてください。
心理カウンセリングを通して、それを普段の努力とするわけです。

もちろん努力してるわけですからやがて目的にも到達出来ますし
何も近道するわけでも遠回りするわけでもなく、むしろ心理カウンセラーという心強いナビを搭載するのですから
迷わず安全なサポートを受けながら目的に到達する事が出来るのです。

急がば回れとは普段から地道に努力し続ける事。

別に急いでないなら努力する必要もありませんが
何か事が起こってから急いでも自分だけ逃げ遅れて一人取り残されてしまいますよ。

そうならないためにも普段から共に力を合わせて人生を歩んでいきましょう。

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専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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