傾聴だけではダメ。フィードバックこそカウンセラーの腕の見せどころ
皆さん心理カウンセリングのイメージや利用目的については
心の悩みを解決するものだと思われてるかもしれません。
しかし心理カウンセリングの本場である欧米諸国では、特に心の悩みを抱えてなくても日常的に利用されており
メンタルトレーニングやモチベーションアップの方法として多くの著名人や会社の重役といった方も自ら積極的に利用し
会社の面接や交流の場でもプラスの評価対象として広く社会に認知されています。
つまり心理カウンセリングは心の悩みに留まらず
意識レベルや意欲向上のためなどメンタル面を幅広くフォローアップするものとの認識で利用されますから
うつ病など心に病のある人が利用するものだなんて日本のようなマイナスのイメージではありません。
当ルームでもこのような欧米型の利用認識の周知を目指して取り組んでますが
残念ながらまだまだ周りの目を気にしたり恥ずべき事としてご利用をためらう方が多いのが現状です。
心理カウンセリングを欧米のような感覚で気軽にご利用頂くためには
ご利用者様だけでなく日本社会全体の認識から変える必要がありますし
私一人の力では到底困難であり、社会保障や福利厚生の一環として行政や企業様のお力添えが必要となるでしょう。
このような取り組みは今後も継続していくとして
まずは皆様ご自身から心理カウンセリングに対する認識を変えてみてはいかがでしょうか。
心理カウンセリングを利用するのは何も恥ずべき事ではありません。
むしろプラスに評価されるべきなんですね。
先程も申しましたように欧米では病気を治療するような医療感覚で利用するのではなく
人生をより充実させるためだったり仕事や生活、あるいは学習の一環として教育現場や企業研修などでも活用され
心理カウンセリングの利用が評価の対象になるなど個人の利益や社会的価値の創出として積極的に利用されています。
当ルームでもこのような自己実現型の心理カウンセリングを目指して取り組んでますので
心に悩みがあるからと治療目的や周りの目を忍んで利用するようなものではなく
人生を楽しく明るくしていくためのものとして気軽に利用してみてください。
といっても心に悩みを抱える人がいきなり人生が楽しくなったりしませんから
最初は精神的な負担の軽減から始めていき、精神状態が落ち着いて来たら徐々に自己実現に向けて
悩みの解消と共に豊かな人生の構築を目指して進んでいきましょう。
当ルームの心理カウンセリングは単に悩みが解決すればそれで終わりではなく
その先を見据えてより豊かに、今が豊かであるなら更に豊かな価値の創出に向けて
クライエント様のみならず、クライエント様を取り巻く人間関係全てにおいて充実した人生を送って頂くために
“学び”をテーマに取り入れたポジティブ志向の人生を目指して取り組んでまいります。
京都カウンセリングラウンジ
宮本 章太郎
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