究極解説!!宇宙の始まりと終わりについて ~そしてそこに我々が生きる意味~
時間と言えば、一般的には歴史(時系列の事)みたいに思われてるかもしれませんが
時間と時系列とは違います。
時系列はあくまで時系列であり、これまでは時間と時系列は同じ概念だと思われてましたが
本来時間には歴史のような過去も未来もありません。
では時間とは何なのでしょうか?
時間とはどこかに向かって進んでるのでも流れてるのでもなく
今ある状態そのものの事。
過去でも未来でもない、今ある状態。
確か以前どこかで、宇宙の始まりと終わりは同じであると言ったように思いますが
宇宙に始まりも終わりもありません。
全ては同時なのです。
同じ瞬間に同じものが存在し、そして消滅してはまた存在してを繰り返す。
ただ同じものではあっても、存在している次元が違うだけ。
実は宇宙というかこの世の仕組み(構造)がどうなってるのかを非常にわかりやすく
ピッタリと一言で表現出来るものを発見したのですが
時間の概念や宇宙の仕組みは
言うなれば“合わせ鏡”のような原理で構成されていると言えます。
合わせ鏡の中の世界は
どこが始まりでどこが終わりというような基準はなく
同じものがどこまでも連続して続く不思議な世界です。(無限)
そしてその同じものは同時に存在し
唯一違うといえばこことあそこという次元の違いなだけ。
これが別次元(あるいは並行宇宙など)と言われるものであり
合わせ鏡の中ではずっと同じ現象が繰り返されているのです。
つまりこの宇宙は合わせ鏡の原理で構成されており
時間の概念も然り、どこからが始まりでどこまでが終わりなんてものはなく
全ては同時であり、ただ同じ現象が延々とひたすら続いてるだけで
これが仏教で言うところの輪廻の思想であり
(他にも永劫回帰やウロボロスの蛇などと言われるもの)
歴史は繰り返すと言われる所以にもなってるんですね。
そしてこの連なりこそが時系列であって
私たちは今までこの時系列の事を時間そのものだと思い込み
まるでどこかに向かって流れてるようだから
時間は未来へ向かって進んだり過去に流れていくものだと思ってたわけです。
しかしテレビなどの動画を考えてもらえば更にわかりやすいと思いますが
動画の1枚1枚は静止画像で構成されており
その静止画を連続して映し続ける事によって
実際は動いてない(止まってる)ものでも一連の動きとして見えています。
ただ動いてるように見えてるだけですから
動画を止めれば動きは止まりますし(1枚の静止画、一コマになる)
連続して映せばまた一連の動きになるんですね。
この原理こそが時間の本質だったのです。
ですから時間とは、動く事によって生まれるものであり
止まってしまう事もあれば(無の状態になる)、常に流れ続けてるのではありません。
流れ続けてるのは時系列であって
単に動画を再生している状態(変化の連続)だという事です。
ちょうど仏教やキリスト教でも、生まれ変わる事を再生と言ったりしますし
時間的な動きの表現として、再び生まれる(動き出す、動きが生まれる)と言ってたんですね。
つまり私とは別の表現で時間の概念を説いてたわけです。
合わせ鏡の中はあっちもこっちも同時に存在してますし
どこが始まりでどこが終わりという事もなく
ただ同じ現象が延々とひたすら続いてるだけです。
(無の空間では何も動いてないので、時間そのものが存在しない)
かなり難解な説明だったと思いますが
これで少しは時間の概念がお分かり頂けましたでしょうか?
合わせ鏡の中のあっちの世界やこっちの世界は
別世界ではあるけど同じ状態で存在していて、あっちもこっちも相対的。
これがアインシュタインが相対性理論で言いたかった事だったのかもしれません。
(話の構成上無理やり取ってつけただけなので、アインシュタインの真意は定かではない)
ですからどこに行ってもどこまで行っても今は今でしかなく(現時点)
どっちが未来でどっちが過去なんて概念もなければ
私たちは今まで気づいてなかっただけで、これが時間の本質(本来の構造)だったのです。
この新たな時間の概念については、これまでにも“超ゴム理論”で述べて来ましたが
今回は時間の概念を見事に言い表せる表現方法として
合わせ鏡の原理に例えて説明いたしました。
時間の概念がわかったところでどうなるものではありませんが
私がここから言いたいのは
時間の概念を正しく理解すれば、人生が有意義なものに変わるという事。
科学の発展に繋げる事も出来れば
今はまだ何かわからない、もっと大きな何かを発見する事も出来るでしょうし
人生とは何なのか、人生観を見直すキッカケにもなり
今あるこの一瞬一瞬を無駄に過ごす事もなくなるかもしれませんね。
物事は表面的な事だけを捉えるのではなく、本質に目を向けて捉えれば
芯のブレない悩みに振り回されない
ドッシリと腰を据えた生き方が出来るようになるかもしれません。
京都カウンセリングラウンジ
宮本 章太郎
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