人間関係が上手くいくコツは、相手を知り過ぎない事
励ましってほんと無責任だと思います。
といっても、励ます事が悪いと言ってるのではありませんよ。
自分に責任が発生するような事に対して
人は他人を励ますというような事はしないと思うからです。
自分に、あるいは自分にも責任があるのに
どうして他人を励ましてられるのでしょうか?
そんな事をしてる状況にありません。
一緒に努力なり解決なりしないと
他人を励ましたところで責任がなくなるわけでもありませんし
励ましてその人の抱えてる問題が解決するなら
私はいくらでもその人を励ましますよ。
心理カウンセリングであまり励ますという事をしないのは
(特に技術的な面ではしません)
こういうところからくるんだと思います。
その人がどういう結果になっても
自分に何の責任もないから
他人を容易に励ませるのではないでしょうか?
責任とは無関係のところにいるから励ませるんだと思います。
だけど、第三者のそういう目で見るからこそ
見えてくる事もあるはずです。
気づかされる事もあるはずです。
何度も言うように、励ますのが悪い事だと言ってるのではありませんよ。
人は励まされる事で、大きな力になる事だってありますからね。
この人は励ましてくれるから良い人だじゃなくて
もっと本質的なところで人を見る事が出来れば
自分の人を見る目も変わってくると思いますよ。
京都カウンセリングラウンジ
宮本 章太郎
このコラムに対するご意見ご感想など、お気軽にお聞かせください。
また、こんなテーマで書いてほしいというご希望も
併せてお待ちしています。
公式ホームページ http://kyotocl.web.fc2.com/
eメール kyotocl@gmail.com