先進国であるはずの日本が抱える、子供の貧困問題

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:教育・子育て

子供の貧困が社会問題になってますけども
親も家族も孤立し過ぎなんですよ。

人って支え合いながら生きていかなければなりません。
一人でなんて生きていけないのですから
必ず他の人間の協力が必要なんですね。

なのにそれぞれの家庭が、親が孤立し
そんな孤立してる人間が子供の面倒を見なければならない。
どうしてそんな事が出来るでしょうか?

貧困の問題なんだから、そしたら助成金などで
お金さえあったら問題は解決するんですか?
違います。

支えになってくれる他の人間が居るから
人は(個人は)生きていく事が出来るんですね。

いくらお金だけあっても、自分だけで精一杯の孤立した人間が
とても他の人間の面倒まで見てられませんよ。

この問題は、なるべくしてなっている社会問題です。
まず孤立化を見直さなければなりません。

もちろんお金は必要です。
無条件に必要な物です。

ですがお金さえあればこの問題は解決するんじゃないんです。

そしたら貧困家庭にお金さえ支給しておけば
子供やその家庭が裕福になりますか?
それに、そのお金はどこから支給されるんですか?
誰のお金ですか?
元は自分のお金なんじゃないですか?

人が孤立し、誰の支えもない。
こんな環境で生きなければならない状況こそ改善するべきです。

お金だけあって、お金だけ支給してこの問題が解決するなら
そうしてみればいい。

果たして胸を張って、日本の子供は皆裕福で
貧しい子供なんて一人も居ないと言い切れるなら。

どうして先進国であるこの日本で、子供が貧困な状況に陥ってるのか?
まずはそこに目を向けなければ、表面的な対策だけを考えてたら
この問題はいつまでも改善する事はないでしょう。

表面的な人付き合いではなく、心から支え合える存在の必要性
そして人は孤立しては生きられないという観点から
孤立化の解消こそが、子供の貧困を救う第一歩だと私は考えます。


京都カウンセリングラウンジ
宮本 章太郎



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