泣き止まない子に対して

宮本章太郎

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テーマ:教育・子育て

赤ん坊や子供って
一旦泣き出すとギャーギャーうるさいですよね。
気が狂ったように泣き喚いたり
夜泣きなんかされると堪ったもんじゃありません。

何をそんなに泣く事があるのか?
どうして欲しいのか?

平常心を保ってられる時なんかはいいですが
疲れやストレスが溜まってる時なんかだと
余計イライラして怒鳴りつけたくなるものです。

これは何も赤ん坊が相手じゃなくても
人が疲れてる時にゴチャゴチャ言われたり
何か用事を押し付けられたりすると
精神的にそういう反応になるのは自然な事なんですね。

だからといって子供に手を上げるわけにもいきません。
泣き止むどころか更に酷くなりますし
終いには虐待に及ぶケースも出てきます。

ではどうしたらいいんでしょうか?

子供が泣いたらそんなに憎いですか?
うるさいですか?

大人は生きるために、生活のために働きますが
子供は泣くのが仕事です。

赤ん坊は生きるために泣いてるんですよ。
迷惑をかけてやろうなんてこれっぽっちも思ってませんし
大人のように状況によって感情をコントロールしながら泣く事は出来ません。
大人が泣くのとは意味合いも違うんです。

もう少し違う言い方をすれば
生きるための生体反応とでも言うんでしょうか
それで泣いてるだけなんです。
大人が言って聞かせて泣き止むものではありません。

子供が泣いてうるさいと感じるなら
子供は泣くのが仕事なんだと理解すれば
少しは気持ちが楽になるかもしれませんね。


京都カウンセリングラウンジ
宮本 章太郎



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