自ら不幸を招く、家庭崩壊オンナ
例えば夫婦や恋人同士なんかでもケンカをするでしょ?
そしたらもうこの人はアカンと、相性が合わないなんて思います。
それが元で離婚や破局にも繋がりかねません。
ではなぜ相手をダメだと思ってしまうのでしょうか?
それは、ケンカがダメな事だと思ってるから。
ケンカはしてはいけないものだと思い込んでるからなんですね。
だからケンカをしてしまったら
この人とは相性が合わないのでは?なんて思うのです。
ほんとはケンカなんていくらでもしたらいいんですね。
むしろケンカをしない関係が良い関係だなんて言えないのです。
なぜなら、ケンカが出来るというのは心が通い合ってるから。
皆さん認識違いしてるのが
ケンカとは相手を憎んだり懲らしめるものであると思い込んでる事。
そして相手がそういう対象だからケンカをするんだと。
それは大きな勘違いです。
憎しみ合ったり相手を怒りの対象にするのがケンカではありません。
ケンカはお互いの関係を良くして行こうとする中で自然に起こる現象なんですね。
そうじゃないケンカ、皆さんが認識違いしてるケンカというのは
相手を痛めつけるだけの暴力行為であり
いわば紛争と同じような行為だと思ってるのです。
だからケンカはしてはいけないものだと思い込むわけですね。
ケンカは紛争ではありません。
相手を肉体的に、精神的に痛めつけるのがケンカではありません。
ケンカくらいいくらでもしたらいいんですね。
毎日毎日ケンカばかりしてしまう、だからいけないのではなく
毎日でもケンカすればいいんです。
むしろケンカをせずして良くなる関係なんてありません。
それはほんとに、最初から相性が良かったってだけの奇跡的な関係か
今のところ利害関係が成り立ってるだけの間柄に過ぎないのです。
誰でも最初から相性が抜群の状態で関係が始まるのではないのですから。
人間関係とは、お互いそれぞれが歩み寄って築き上げていくものなんですね。
そして忘れてはならないのが、ケンカをした後のフォローです。
ケンカにもやり方があります。
ケンカのやり方も知らずに、最初から全力で感情のまま相手と向き合うから
だから相手が憎いのです。
許せないのです。
しかしケンカのやり方や、ケンカの知識を持ってケンカに臨めば
感情のままに相手とやり合う事もありません。
そして必ず、ケンカをした後はお互いにフォローを忘れてはいけないのです。
これを忘れると、やはりただの暴力行為と変わらないのですから。
ケンカをした後にお互い反省し、相手の事を思いやる事で
それが段々相互理解に繋がっていくのです。
ただ単にケンカをすればいいというものではありません。
憎しみ合いでするのがケンカではなく
相手の事を心から思ってするのがケンカです。
最終的にはお互いが理解し合う事。
これがケンカの目的なんですね。
そして第三者の存在が仲を取り持つ大きな存在になりますので
仲裁役ではなく、完全な中立の立場で間に入ってもらうのも有効です。
ケンカを仲裁してしまったら、結局ケンカをしてはいけない事になってしまいますから。
第三者はあくまで中立の立場であり、どちらかに肩入れするようではいけません。
当事者同士でも、第三者を自分の味方に引き入れないように注意しましょう。
ケンカの目的が変わってきますから。
最後に、介入する第三者がどちらか一方に肩入れするような人間は
信用出来ない人間だという事を覚えておいてください。
どちらに付いた方が得かというような、損得勘定で動く人間ですから。
そういう人は広い目で見ると、簡単に人を裏切るような人間です。
どうか気を付けてください。
ケンカのキッカケはどんな理由でも構いませんが
自分の事だけじゃなく、ちゃんと相手の事も考えて
最後にはお互いフォローする事を忘れないようにケンカをしたいものですね。
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