宇宙の構造理解は人間心理の理解でもある ~宇宙を知ればどんな悩みもちっぽけなものになる~
水を沸騰させるとグツグツ煮立ちますよね。
そのまま熱し続けると泡が出来たり消えたりするわけですが
宇宙の始まりや超新星爆発など、これら宇宙の現象も
水が沸騰してグツグツ煮立ってる状態と同じで
絶えず消えては生まれ、消えては生まれしているのです。
我々の感覚で見れば、星の爆発なんて長い長い間をかけた出来事ですが
宇宙規模で見れば、一つの泡が出来て消えるまでの
ほんの一瞬の出来事に過ぎないのです。
そして私たちは、その中の一瞬を生きているというわけです。
このような一瞬の出来事ですが
そんな儚い一瞬の中で、そんな儚い一瞬だからこそ
私たちは人生に意味を見出し、貴重な時間を生きてるんですね。
沸騰して出来た泡のように
ただ出来て消えていくだけなんて
何てつまらない出来事でしょうか?
そんな人生の、何が面白いのでしょうか?
目の前の出来事から宇宙に意識を向けてみると
今この時を大切に生きなければならない事を痛感します。
人間という存在の尊さを、改めて実感するのです。
水を沸騰させるとグツグツ煮立つように
熱があるという事は、そこに何らかの現象が生まれたり
果ては生命の誕生にまで繋がります。
つまり、熱があるから宇宙が誕生したのであり
その中で様々な現象が起こりもするわけです。
逆に言うと、熱のないところでは何も起こりません。
これは人の活動にも当てはまります。
人が活動するためには熱が必要です。
大き過ぎる熱は生命の危機に繋がりますが
それは宇宙の現象で言えば
単に泡が消えるまでの時間が早まっただけの事。
(超ゴム理論で言うところの、そこだけ膨張速度が急激に上がっただけ)
そして全く熱がなければ、同じように人は活動出来ませんし
活動出来ないどころか、泡が生まれる事も消える事もなく
そこには何の現象も起こらないのです。
つまりこれは、「活動=熱の存在」という公式が成り立つ事を意味し
変化という現象を起こしたければ
必ず熱の存在(エネルギー)が必要だという事が言えます。
よく情熱が人を突き動かすなんて言いますが
まさに熱があるからこそ、人を突き動かす原動力になるんですね。
そしてその熱の強さが、直接活動力へと結び付くわけです。
うつ病は人が活動するために必要な、熱量が足りてない状態です。
そしたらいかに熱を与えてやるか、生み出してやるかによって
うつ病の改善にも繋がるのです。
そのためにはどうすればいいと思いますか?
ほんとはここで答えを出さず
皆さんそれぞれの答えを考えて頂きたいのですが
私は“人生に意味を見出す事”だと思いますね。
ここでも自閉症の心理学がその答えに応えられますが
この話は直接心理カウンセリングの中でお話させて頂きますね。
ご意見ご感想、あなたのお聞きになりたい事をお聞かせください。
メールでけっこうですよ。
必ず目を通します。
また、こんなテーマで書いてほしいというご希望も
併せてお待ちしてます。
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