熱(エネルギー)と時間(時空)の関係 ~宇宙も人も同じ原動力で動いている~

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:相対性心理学・時間・空間学(時空学)

水を沸騰させるとグツグツ煮立ちますよね。
そのまま熱し続けると泡が出来たり消えたりするわけですが
宇宙の始まりや超新星爆発など、これら宇宙の現象も
水が沸騰してグツグツ煮立ってる状態と同じで
絶えず消えては生まれ、消えては生まれしているのです。

我々の感覚で見れば、星の爆発なんて長い長い間をかけた出来事ですが
宇宙規模で見れば、一つの泡が出来て消えるまでの
ほんの一瞬の出来事に過ぎないのです。

そして私たちは、その中の一瞬を生きているというわけです。

このような一瞬の出来事ですが
そんな儚い一瞬の中で、そんな儚い一瞬だからこそ
私たちは人生に意味を見出し、貴重な時間を生きてるんですね。

沸騰して出来た泡のように
ただ出来て消えていくだけなんて
何てつまらない出来事でしょうか?
そんな人生の、何が面白いのでしょうか?

目の前の出来事から宇宙に意識を向けてみると
今この時を大切に生きなければならない事を痛感します。
人間という存在の尊さを、改めて実感するのです。

水を沸騰させるとグツグツ煮立つように
熱があるという事は、そこに何らかの現象が生まれたり
果ては生命の誕生にまで繋がります。
つまり、熱があるから宇宙が誕生したのであり
その中で様々な現象が起こりもするわけです。
逆に言うと、熱のないところでは何も起こりません。

これは人の活動にも当てはまります。

人が活動するためには熱が必要です。

大き過ぎる熱は生命の危機に繋がりますが
それは宇宙の現象で言えば
単に泡が消えるまでの時間が早まっただけの事。
(超ゴム理論で言うところの、そこだけ膨張速度が急激に上がっただけ)

そして全く熱がなければ、同じように人は活動出来ませんし
活動出来ないどころか、泡が生まれる事も消える事もなく
そこには何の現象も起こらないのです。

つまりこれは、「活動=熱の存在」という公式が成り立つ事を意味し
変化という現象を起こしたければ
必ず熱の存在(エネルギー)が必要だという事が言えます。

よく情熱が人を突き動かすなんて言いますが
まさに熱があるからこそ、人を突き動かす原動力になるんですね。
そしてその熱の強さが、直接活動力へと結び付くわけです。

うつ病は人が活動するために必要な、熱量が足りてない状態です。
そしたらいかに熱を与えてやるか、生み出してやるかによって
うつ病の改善にも繋がるのです。

そのためにはどうすればいいと思いますか?

ほんとはここで答えを出さず
皆さんそれぞれの答えを考えて頂きたいのですが
私は“人生に意味を見出す事”だと思いますね。

ここでも自閉症の心理学がその答えに応えられますが
この話は直接心理カウンセリングの中でお話させて頂きますね。



ご意見ご感想、あなたのお聞きになりたい事をお聞かせください。
メールでけっこうですよ。
必ず目を通します。
また、こんなテーマで書いてほしいというご希望も
併せてお待ちしてます。


京都カウンセリングラウンジ http://kyotocl.web.fc2.com/
eメール kyotocl@gmail.com

\プロのサービスをここから予約・申込みできます/

宮本章太郎プロのサービスメニューを見る

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

宮本章太郎プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

心理カウンセリングのプロ

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ京都
  3. 京都のメンタル・カウンセリング
  4. 京都の発達障害
  5. 宮本章太郎
  6. コラム一覧
  7. 熱(エネルギー)と時間(時空)の関係 ~宇宙も人も同じ原動力で動いている~

宮本章太郎プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼