傾聴だけではダメ。フィードバックこそカウンセラーの腕の見せどころ
よく勘違いされる事ですが
相談と心理カウンセリングは違います。
相談とは、こういう事で困ってます、どうしたらいいでしょうか?と
自分より知識や技術の長けた人(専門家など)に
解決方法など教えを請い、具体的な解決を目的として相談する事です。
例えば法律相談なんかがそうですね。
法律による解決を目的に、専門家に相談します。
しかし心理カウンセリングは、相談を兼ねる事もありますが
基本的には相談とは違います。
何か困ってる事があれば
マイベストプロ京都のプロの方に、まずは相談をします。
法的なトラブルで相談する場合でも
いきなり訴訟を起こす依頼はしませんよね。
どうしたらいいかと相談をしてから
具体的な解決に向けた行動を起こしていくわけです。
病気の治療にしても、いきなり手術やお薬の処方ではなく
まずは相談から始めますし
融資の相談であれば、まず相談をしてから、目的である融資が行われます。
心理カウンセリングも、これら一連の流れと同じなんですね。
相談から入るという入り口は同じで
ずっと人生相談だけをしてるのが心理カウンセリングではありません。
そういう意味で、心理カウンセリングは単なるお悩み相談ではないのです。
初回のカウンセリングは相談から入るのですが
この相談自体が心理カウンセリングだと思われる事が多く
ただの相談で、何も解決しなかった(あるいはしないのでは?)と勘違いされ
カウンセリングを断念される方も中にはいらっしゃいます。
確かに相談とカウンセリングの違いはわかりにくく
ハッキリした区別はありませんから
混同されるのは仕方ないかもしれません。
実際心理カウンセリングの中身については
心理学・心理療法を用いた解決を図るのですが
心理カウンセラーが主導で問題解決に当たるのではありません。
心理学の知識と技法を用いて
心を支えるサポートをさせていただくんですね。
結局カウンセラーが直接問題解決をしてあげたり
代わりに何かをしてあげるものではないので
ここが他の業種のように、利用目的が明確ではなく
ただのお悩み相談のような認識になるのでしょう。
心理カウンセリングは、心の負担軽減はもちろん
クライエントさんの自己成長と問題解決能力を育てますから
相談というよりは、人間力や心を育む“学びの場”と言っていいかもしれません。
心理学を用いた応用が出来ますので
精神的な悩みに限らず、就職、業績アップ、恋愛、教育
自分の適性についてやコミュニケーション力アップなど
人生を豊かにするノウハウを学んでいただけます。
もちろんその中で、抱えてる悩みの解決に繋がる事もありますし
理想が叶う(自己実現する)事もあるでしょう。
新しいアイデアの発見に繋がるかもしれませんし
そうなれば、人生の転機が訪れるかもしれませんね。
周りの人の、あなたを見る目も変わるでしょう。
そうすれば生きる気力にも繋がりますし
人生が充実したものに変わるかもしれません。
結局自分自身が成長する事が
自然に心の悩み改善へと繋がるのです。
行動しなければ変わらない。
行動すれば変わる。
ほんとにそれだけなんですね。
後は言い訳や理屈でしかありません。
心理カウンセリングと相談に
ここまでが相談で、ここからがカウンセリングですといった
明確な違いや区別はありませんが
その概念と目的が違うのです。
相談で、クライエント様の抱える問題の概要をお聞きして
心理カウンセリングで、実際問題解決に向けた取り組みを行なっていく。
このようにお考えいただければわかりやすいかと思います。
とはいえ、心理療法といっても何か治療行為をするわけではないので
違いについてをあまり難しく考えず、わからない事はお気軽にご質問くださいね。
これは相談なのか?心理カウンセリングなのか?の違いが重要ではないのですから。
ご意見ご感想、あなたのお聞きになりたい事をお聞かせください。
メールでけっこうですよ。
必ず目を通します。
また、こんなテーマで書いてほしいというご希望も
併せてお待ちしてます。
京都カウンセリングラウンジ http://kyotocl.web.fc2.com/
eメール kyotocl@gmail.com