超ゴム理論の応用 ~年齢によって時間の感覚に違いを感じるワケ:後編~
前回私は、宇宙の時間とスピードの関係、そしてその同一性について
また、距離によって見える、感じ方の違いについてコラムを書きました。
今回はそこからもう少し発展させて
補足説明を兼ねた、ビッグバン誕生理論についてお話したいと思います。
先に前回のコラムを参考にしてからお読みいただくと
繋がりがわかりやすいかもしれませんね。
<前回のコラム:http://mbp-japan.com/kyoto/kyotocl/column/8894/>
もしかすると宇宙というのは
まだビックバンが始まったばかりなのでは?
というように、今回私は考えてみました。
つまり、前回のコラムで説明したように
こちら側(我々の生きてる時代、距離と解釈してみてください)から
ビッグバンの始まった地点を観測してみると
ビッグバンが起こってから、まだそんなに時間が経ってないように見え
逆に、ビッグバンの始まった地点からこちら側を観測してみると
我々もまだ、生まれて間もないという事です。
これは、時間は進むものという概念だけで見てしまうと
とても説明が付きませんが
距離に置き換えて考えた場合
どちらもまだ始まったばかりか(誕生したばかりか)
現在観測されてる、宇宙が誕生してから現時点まで
同じ時間が経過しているというように考えられます。
ビッグバンと我々の体験してる時間経過は
同じ時系列であり、平行宇宙とでも言いましょうか。
これは前回お話した、遠くの景色や物体は
止まって見えるというのと同じですね。
ですが実際は、同じ時間経過を体験してるわけです。
つまり我々は、ビッグバンが起こってから長い年月を経て
現在の私たちが誕生した(存在している)と思ってますが
実際はビッグバンと同じ時間経過の体験をしてるのではないかと
このように考えられるんですね。
ですからこちら側では、ビッグバンは遠い過去の出来事のように思ってますが
ビッグバンの側からすれば、私たちの方こそ遠い過去の出来事であり
既にビッグバンという現象は終わってるというわけです。
もちろんそのように、ビッグバンからすれば
私たちの方こそ、まだ生まれて間もないという事なんですね。
だからビッグバンも私たちも、同じ時間経過を体験してるわけです。
同じ時間経過を体験してるわけですが
ビッグバンの発生を距離として見た場合
私たちの側からすれば、ほんとはまだ
ビッグバンが起こってから間もないのでは?という事ですね。
ここに光年(光速)という概念や要素、光のスピードとの関連性を考えた場合
まだそこまで理論を絞ったわけではないので
説明が付かなかったり矛盾が生じると思いますが
今回はこの、光の要素については除外して考えてみました。
光の要素はもちろん、ありとあらゆる要素を含めて考えてこそ
理論として、概念として説明が付くんですが
光の要素まで含めて考えると、膨大な考察が必要ですから
私だけの頭では、そこまで考えられる頭は、残念ながらありません。
私はただ、物好きでいろいろ考えてるだけですから
わからないからといって責めないでくださいね。
ですが、少し参考にしていただきたいのが
何言ってんだコイツ?と思って見るのか
相手の言ってる事に対して考えてみる
理解しようとして見てみるのとでは
自分の身になるものも違ってくると思いますよ。
私に対してや相対性心理学に限らず、どんな事でもね。
ご意見ご感想、あなたのお聞きになりたい事をお聞かせください。
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