重力からの解放 ~時間の概念の違いを理解すると、途端に心が軽くなる~
相対性理論や、宇宙の時間とスピードの概念を
身近な現象に例えてわかりやすく説明すると
車や電車などの、速く動く乗り物に乗っていると
近くの景色は高速で過ぎていくのに
乗り物は同じスピードで動いてても
遠くの景色はあまり動いてないように見えます。
なかなか過ぎ去らないんですね。
これは乗り物じゃなくても、ランニングでも同じです。
移動したり動けば、同じ現象が体験出来ます。
つまり、自分から見た場合と
相手(向こう側)から見た場合とでは
同じ時間経過を体験してても
その感じ方が違ってくるというわけ。
しかし、こちら側であろうと向こう側であろうと
それぞれの側で、実際の時間の経過具合は変わってきます。
自分から見たら向こうは遅いけど
向こうからすれば、自分の方が時間の経過が遅いんですね。
同時に何か行動を起こしたとしても
こちらは既にかなり進んでるのに
あちらはまだスタートを切ったばかりという状態が
不思議でも何でもない現象として、実際に起こるのです。
これは人間が感じる時間の概念の話ではなく
宇宙の物質・事象としての、時間経過の概念です。
そしてもう一つ、同じ乗り物内にある物体は
物体その物は動いてるわけではないけど(その場に固定していて自走はしていない)
外からその物体を見た場合
物体の位置としては、元あった場所より移動してるわけです。
つまり、乗り物などの移動する物体の中で
更に別の個体が動いた場合
その速度は加速度的に増幅して見えるわけですね。
もちろん個体そのものは、自身が高速で動いてるなんて感じてはいません。
しかし外からはそのように見えるのです。
このように、自分の感じてる感覚と相手が感じてる感覚とは
同じ時間、同じ空間の中に生きてても
お互いの距離感によって大きなズレが生じてるんですね。
この理論・概念は、心の距離感についても同様に
当てはめて考えられます。
もちろん心理学にも応用出来ますし(相対性心理学)
この概念と仕組みを解明していく事で
宇宙の真相のみならず
必ずや人の心理、心の悩みに役立つものであると実感しています。
自分が高速で動く乗り物に乗ってると
近くにある物体や景観は、高速で動いてるように見えるのに
遠くにある物体や景観は、殆ど動いてないように見えます。
また、そんな自分を外から見た場合
例え乗り物の中にいる自分は全く動いてなくても
外から見た人の距離(位置)と動きによって
時間の感覚、そして実際の時間経過が大きく違ってくるわけです。
これを人の感覚に当てはめてみると
自分の中の人生観が、急いでるような時とゆっくりな時とでは
その感じ方にもズレが生じますし
相手の中の人生観(スピード)の違いによっても
その感じ方は変わってくるんですね。
お互いに感じ方が違うという事は
もし同じ体験をしていても、それぞれの感覚や価値観も違いますから
同じ体験の説明をしてるようでも、同じ内容になる事はありません。
何らかの事件で証言するのでも
人によってそれぞれ証言内容が異なるのも
実際の感覚のズレによるものなんですね。
頭でわかってるような理解と
私がここで言う、実際に感じる感覚の違いは
そう簡単に言葉で説明して理解出来るものではありません。
それは宇宙の概念を理解しましょうと言ってるのと同じなんですから。
私自身も、まだまだ未知の領域でありますし
これから活用方法など探っていくつもりです。
ちなみに今回のコラムを心理学に応用してみると
自分に近い出来事について(例えば急ぎの用事があるなど)
思考を目の前に向けると、時間が早く過ぎ去るという事が言えます。
また、思考を遠くに向ける事によって(未来や将来の目標など)
時間がゆったりと流れるように感じます。
近くを見ると早く、遠くを見ると遅くという事ですね。
ですから気が焦ってたり急いでる時こそ
ずっと先の事を考えるようにし
なかなか時間が過ぎないと感じてるなら
目の前の事に一生懸命取り組んだり意識を集中させると
時間はあっという間に過ぎていきます。
これらの現象を上手く日常生活の中に取り入れて
時間を有効活用してみてくださいね。
最後にもう一つ、宇宙の真相についての疑問があるのですが
光の成分について、光も何かの(例えばヒッグス粒子のような)
物質・素粒子によって構成されてるのではないか?
厳密に言えば、ヒッグス粒子も物質としての構成物ではないですが
そうでなければ、“光速”という、速度としての概念は消去されますし
光というのはただ光ってる、光を発してる物(発光体)ではなく
光ですら速度が存在するのですから
何か物質のようなものでないと、説明が付かないんですね。
単に私が光速についての概念を、認識違いしてるだけなのかもしれませんが。
この疑問については追々やっていくとして
とりあえずは相対性心理学の活用に取り組んでまいります。
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