人は光速よりも早く動いていた！　～時間の概念と、人が人生を生きる意味～

宇宙は今なお膨張を続け、その勢いは加速度的に増しています。

その中に私達が生きてるわけですが
今回は時間の概念と、その中に生きる、私達の人生についてをお話いたしましょう。

実は時間というのは、未来に向かって進んでるのではなく
どこか一方向に進んでるのでもないんですね。

時間の概念は、我々の感覚からすれば
経過するもの、過ぎ去っていくものという捉え方をするので
過去から未来に向かって、一定方向に進んでるように思ってますが
本来時間の概念は、どこかに向かって進む性質のものではありません。

時間は流れるのではなく、ただそこに、ずっと滞在してるのです。
いわばパソコンのハードディスクのような、容量と同じ感覚で
その容量の中で前後左右に動いてるだけであって
決して一定方向に進んでるのでも、流れがあるわけでもないんですね。
（便宜上、動きあるものとして表現してますが、実際は動きすら無い。
そういう性質のものではない）
もちろん容量ですから、増加もするでしょうし
常に一定の値で存在してるわけではないのです。

光速は、あらゆる速度の頂点であり
光速を超える存在はないとされてますが
光速の中では我々人間も、スローモーションのような動きになりますし
宇宙の膨張のスピードもまた、光速を超える事はありません。

つまり、そんな中で生きてる私達の動きというのは
感覚だけで言えば、光速よりも早く動いてるというわけです。

ただしここで、“速い”ではなく“早い”と表現したのは
速いとは物の動き（スピード）としての速さであり
早いとは時間なども含めた、概念的な早さの事を表してるからです。

宇宙が膨張を終えるより先に、あるいは光速という時間の範囲内で
人が生涯を終えたり、生活を送ってるのですから
光速より遅くに始まり（動き出したのに）、光速より早く動き終わるという事が出来ます。

この事により、人の動きは光速より早いと言えるんですね。
（速いのではなく、あくまで早いのです）
そしてこれが時間の概念です。

正直、小難しい話をしてると思います。
皆さん付いて来られてますでしょうか？

実際の（光速と同系列としての）動きが光速より速いわけではなく
時間の概念をも超えた、光速の観点から見れば
我々の動きや時間の流れ方も、ずいぶん早いものであるという事がわかると思います。

もっと簡単に砕けた言い方をすれば
宇宙規模で見れば、人の一生なんてそれこそ一瞬である。
という事ですね。

私たちの誰もがその生涯を閉じても
宇宙の膨張や光速は留まる事を知らず
ずっと動き続けてるわけですね。

それよりも早く、人は生涯を終えるわけですから
この光速よりも早く終える私たちの生涯というのは
どれだけ貴重で、大切な時間なのかという事がわかりますし
私たちのこれまでの時間の概念、そして人生観にも影響するのではないでしょうか？

時間というのは、時の間と書きます。
そうです、流れとしてただ過ぎ去って行ったり、どこかに向かって進んでるのでもなく
我々人間は、時から時へ、その間に生きてるんですね。
ある時点とある時点の、その一瞬の中に生きてるんです。

その貴重な時間を無駄に過ごすのも、充実した時を過ごすのも
全ては自分次第なんであります。
それで別に、誰かが困る事はありません。

宇宙や時間は諸行無常。
無常だからといって、生きてる事に何の意味もないのではなく
元々何もないところに、自分自身がどう意味を持たせてるのか？
ただそれだけの事なんですね。

もしかしたらそれは、自分自身ではなく
誰かから植え付けられた意味なのかもしれませんが
それらは皆、生き方を学ぶ事によって
いくらでも書き換える事が出来るのです。

それ以上でもそれ以外でもない人生に、華を添えるというのかな？
それが私たちの心を豊かにしてくれる
心理学であり、心理カウンセリングであると信じて
日々私は取り組んでいます。

あなたの貴重な人生という時間に
そっと華を添えられるように、これからも私はお手伝いさせていただきますね。

人が人生を生きる意味についてを、私と一緒に学びましょう。
そしたら本当に、ありがとうねという気持ちで
心豊かで充実した、幸せなひと時を過ごせると思いますよ。



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