3.11、震災2年　～繋がろう、心の絆～

東日本大震災発生からまる2年。
あれから何も進んでないように感じますが
またこの日を迎えましたね。

私はもう3年くらい経ってるような感じがしますが
それ程あの日の記憶も、だいぶ風化してしまってるんでしょうか。

いや、決して忘れてるわけではありません。
それでも記憶の端々からは当時の様子も薄れ
あまり意識する事が減って来たようには思います。

本当にあの瞬間は、何かしなければ
何か出来ないかと毎日思ってましたから。

今日、3月11日。
2年前の同じ日から現在までを振り返ってみても
自分の無力さ加減だけが、今も心の中に残ったままありますし
悔しいというのか、情けないというのか
心理カウンセリングという、人の心やケアに関する事業に携わってるにも関わらず
何の役にも立ててない無力感というものが
ずっと引きずってるように感じます。

テレビなどの各報道メディアでも、当時の映像なんかを見てると
本当に悪夢としか言いようのない、現実とは思えないような
悲惨な光景が映し出されてますね。

何もかも失ったあの日。
そして人々・・・。

福島原発の現状は、未だ収束したとは言えず
日本の技術力を持ってしても
いや、人類の技術の粋を結集しても
メルトダウンに対して無力でしかない現実を
まざまざと見せつけられました。

特に事故当時は、関係者の殆どがメルトダウンではないなんて言ってましたからね。
私は事故直後から、限られた情報から推測して
そんな事はないだろうと思ってましたし
案の定、今になってようやく、メルトダウンの事実を認めたわけです。
ここにもやはり、人の心理による見解の甘さと、隠ぺい体質の影響があるんでしょうか。

日本だけでなく
地球は今、大きな変動期に入ってるのかもしれません。

人が生きてる以上、悩みや不安というものはなくせませんが
本当に人々が、少しでも安心して暮らせるよう
私も心理学の知識と、そして心理カウンセリングという技術を通して
皆さまの社会と暮らしに、より一層貢献していけるよう努める所存です。

この度の震災で亡くなられた方々には
心よりご冥福をお祈りします。



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