心がしんどい時にゆっくり休むのは、逆効果な場合もあります

テーマ:なるほどおもしろ心理学

皆さん、しんどい時って
何もしない事がリラックスやリフレッシュだと思ってませんか?

体がしんどい時や病気の時なんかは
何もせず体を休めたり、睡眠によって体調も回復しますが
心がしんどい時は、何もしない事が必ずしも復調に繋がるとは限りません。

精神的なものからくる疲れの場合は
何もしない事がかえって調子を悪くさせる事があります。

何もしないとは、普段いつもやってる事をやらなくなるのですから
リズムが狂うのは当然ですし、逆に気力を奪ってしまうのです。
一旦崩れたリズムは、なかなか取り戻せません。
そして酷くなると、認知症にまで繋がるんですね。

つまり、心を休めるとは何もしないのではなく
むしろ自分の思うような事を好きなようにする事が
心の疲れを取るには最適なんです。

人には、誰か人の役に立ちたい
役に立つ事をしたいという欲求があるんですね。
ですから、それが自分の嫌な事なら精神的ストレスになりますが
本当に自分が人の役に立ててると思えるような事だと(やりがいですね)
心の調子も上がってくるのです。

これが何を表すのかと言うと
自分に価値を見出す事で、しんどさやツライといった思いも軽減され
心の調子も良くなっていくのです。
自分に価値を感じられないからこそ、生きる気力もなくなって
しんどさばかりを引き立って感じるようになるんですね。

ですから心を休めたい、気を休めたい時には
何もしないのではなく
ちょっとした事でいいですから、何か好きな事をやり続けてみてください。

ほら、いきなり何もしなくていいからと、突然自由の身になっても
手持ち無沙汰になって、かえってリラックス出来ないでしょ?
気持ちはやる気でみなぎってるんだけど、ケガで体が動かない場合もそうです。
あれと同じ状態です。

とにかく、ほんとに何もしなくなるという状態は避けてください。
かえって気力を失くしてしまいかねませんから。

だからといって何かしなければとか、そういう強迫観念は持たずに
本当に思うがままをやってみてくださいね。
何もする事がないなら何もしなくていいですし
無理にする事を作ってまでやる必要はないのです。

それでもどうしたらいいのかわからなければ
本当に何もしなくなって気力が失くなってしまう前に
私にご相談くださいね。

もし本当に動けなくなってしまったら
それこそなかなか立ち直れなくなりますよ。



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宮本章太郎(心理カウンセラー)

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